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今夏は佐倉市立美術館へ!500点以上の作品が揃うイラストレーター安西水丸さんの回顧展

IGNITE / 2022年5月11日 23時0分

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小説、漫画、絵本、エッセイなど、多彩に活躍していたイラストレーター・安西水丸さんの回顧展が、8月6日(土)~9月25日(日)の期間、佐倉市立美術館で開催する。

どこか懐かしくてほっこりする安西水丸さんの世界観。彼の作品に度々見られるホリゾン(水平線)にも注目してみよう。

安西水丸さん回顧展を千葉県・佐倉市立美術館で開催

故・安西水丸さんは、1970年代より小説、漫画、絵本、エッセイ、広告、装丁、翻訳など枠にとらわれることなく様々な分野を横断して活躍したイラストレーター。

本展では千葉ゆかりの作家として、幼少期から晩年に至るまでの多岐にわたる仕事や、個展のために描いたイラストレーション作品を、原画と関連資料合わせて500点以上にわたって紹介。膨大な資料を通して、安西さんの歩んだ軌跡を振り返る県内初の回顧展となる。

挿絵、漫画、絵本など数多くの作品を生み出した安西水丸さん

安西水丸さんは東京生まれ。本名・渡辺昇。イラストレーター。電通、ADAC(ニューヨークのデザインスタジオ)、平凡社でアートディレクターを務めた後、フリーのイラストレーターに。広告、雑誌の表紙や挿絵、書籍の装画ほかで活躍のかたわら、小説、エッセイ、漫画、絵本などの自著も多く手掛け、今なお高い人気を博している。

20代の頃に広告代理店に勤めてデザインの基礎を学び、その後渡米。NYのデザイン会社で経験を積み、帰国後に入社した出版社で嵐山光三郎氏と出会う。

書籍や雑誌のデザインの仕事の傍ら、嵐山氏と行動を共にし、挿絵、漫画、絵本などその後のイラストレーターとしての基礎を築き、39歳の時に独立。独立後は、村上春樹氏や和田誠氏らと共同で数多くの作品を生み出した。

幼少期から中学校卒業直前までの時期を、母と共に千葉県千倉で過ごし、創作の原風景として千倉での思い出を折りに触れて語っている。

日常の身近な風景が独特のタッチで描かれた作品たちは誰もが親しみやすく、ファンはもちろん、初めて訪れる人も楽しめる展示になるだろう。

佐倉市立美術館
所在地:千葉県佐倉市新町210番地
休館日:月曜日 ※9月19日(月)は祝日のため開館、翌20日(火)は休館
開館時間:10時~18時(最終入館17時30分まで)
料金:一般800円、前売り640円
公式サイト:https://www.city.sakura.lg.jp/sakura/museum/

(hachi)

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