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東京・小金井市の江戸東京たてもの園が特別展「江戸東京博物館コレクション――東京の歩んだ道」を開催

IGNITE / 2022年6月5日 17時0分

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「東京」の歩んできた歴史を知り、知見を深めよう。

東京・小金井市にある「江戸東京たてもの園」は、6月25日(土)から2023年2月12日(日)まで、特別展「江戸東京博物館コレクション――東京の歩んだ道」を開催。工事のため長い休館に入った「東京都江戸東京博物館」の常設展をコンパクトにまとめ、当園保管の資料も交えながら東京の歴史を振り返る。

名所江戸百景 大はしあたけの夕立(1857年9月 歌川広重/画 東京都江戸東京博物館蔵)※展示期間:7月26日(火)~8月28日(日)

「江戸東京博物館」の常設展をひとまとめにした特別展

1993年3月の開館以来、江戸から東京の歴史を豊富な資料と模型を用いて紹介する博物館として親しまれている「江戸東京博物館」。約9,000平方メートルと広大な常設展示室内には、日本橋や芝居小屋、新聞社の社屋が実物大で再現され、多くの来館者を楽しませてきた。そんな江戸東京博物館が、2022年4月から大規模改修工事実施のため長い休館期間に入ることに。

今回、「江戸東京たてもの園」では江戸東京博物館の常設展をまとめ、展示されていた資料や模型に加え、同園の前身にあたる「武蔵野郷土館」が収集した資料も交えながら、東京が歩んできた歴史を特別展「江戸東京博物館コレクション――東京の歩んだ道」として公開する。

時代ごとに区切られた4章で展示を構成

展示は、旧石器時代から戦後にあたる昭和の時代まで、全4章にテーマ立てて構成されている。

第1章は「東京前史-旧石器時代から戦国時代まで」。旧石器時代から戦国時代までの流れを、複製資料や模型などを活用して紹介する。

太刀形埴輪(大田区観音塚古墳出土 古墳時代 江戸東京たてもの園蔵)

第2章の「江戸時代―260年の歴史と文化」は、時代を築く拠点となった東京にフォーカス。1590年、関東に入った徳川家康は江戸を本拠地とし、1603年に征夷大将軍となると、この地に幕府を開いた。以来、約260年にわたって栄華を誇った江戸時代の出来事や文化を、様々な資料を通して取り上げる。

上水高札(1739年12月 江戸東京たてもの園蔵)

明治時代に入った東京では、新政府主導のもと、近代国家にふさわしい首都の建設がすすめられた。しかし、1923年の関東大震災や1945年の東京大空襲で、東京は二度も灰燼に帰す。第3章「明治、大正、昭和―近代化のあゆみの中で」では、近代東京のあゆみを振り返る。

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