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年末は、足立区千住の劇場<シアター1010>で、“国立劇場の伝統芸能”が鑑賞できる

IGNITE / 2022年7月11日 22時15分

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伝統芸能の世界を、大人の嗜みとして楽しんでみたい。

歌舞伎・文楽・舞踊・邦楽・雅楽・声明・民俗芸能など、日本の伝統芸能を楽しめる「国立劇場」。2023年11月からの建替えに伴い、東京都足立区の「シアター1010」で、12月の文楽公演を皮切りに伝統芸能の公演がスタートする。

足立区と(独)日本芸術文化振興会の連携協力協定

現・国立劇場の使用は2023年10月末までだ。11月からの建替え期間中、足立区の文化芸術劇場「シアター1010」の利用についての打診があり、6月25日(土)に、足立区と日本芸術文化振興会により、連携協力協定の締結式が行われた。

国立劇場で締結式が行われた。左が河村潤子日本芸術文化振興会理事長、右が近藤やよい足立区長

河村潤子理事長は「1689年に松尾芭蕉がおくのほそ道へと旅立った千住。ちょうどそのころに上方(大阪)で発展した芸能が人形浄瑠璃。ご縁を得て足立区千住で公演を行っていきます」とコメント。

さらに「江戸時代、日光道中、奥州道中の最初の宿場として栄えた千住宿に身を下ろさせていただき、未来への旅路の良き一歩とさせていただきたい」、「足立区をはじめ多くの皆さまに伝統芸能の面白さに触れ親しんでいただけるよう工夫を重ねてまいりたい」と期待を込めた。

締結式では、2021年10月に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定され、名実ともに文楽人形遣いの第一人者となった桐竹勘十郎師が解説を行った。

北千住の街ごと楽しめるの「シアター1010」

ここで、「シアター1010」がどんな劇場か、その特徴を紹介しよう。

演劇ファンに好評!客席と舞台が近い

「シアター1010」の座席数は701席。都心の劇場は1000~2000席のキャパシティのところが多く、比較すると同劇場は一回り小さい。

そのため、客席と舞台が近く、また座席が傾斜になっていることもあって、臨場感を感じられるのが特徴。「後ろの席でも良く見える」という声が多く、特に演劇ファンに好評を博している。

コンパクトである特性を利用して、初演の劇場として使われることが多いのも特徴のひとつ。今では大人気舞台となった「刀剣乱舞」も同劇場が初演。ここからスタートする人気舞台は少なくない。

アクセス抜群!北千住駅に直結

「シアター1010」の最寄りである北千住駅は、JR常磐線、東武スカイツリーライン、つくばエクスプレス、東京メトロ千代田線、日比谷線のほか半蔵門線が乗り入れ、乗降客数が多く、日本有数のターミナル駅。

同劇場は、この北千住駅を出てすぐの北千住マルイ10~11階にある。

北千住駅前のペデストリアンデッキ

公演鑑賞後の食事、ショッピング、散歩スポットは、駅ビルにはもちろん周辺にも数多くあり、街ごと楽しめるのも同劇場の特徴だ。

大衆酒場とネオ酒場が入り混じる飲み横(北千住駅西口すぐ)。幅広い世代に人気

伝統芸能を気軽に楽しめる今回の試み、楽しみにしたい。

シアター1010
所在地:東京都足立区千住3-92 千住ミルディスI番館10階
公式サイト:https://www.t1010.jp/

(suzuki)

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