著名な建築家・隈研吾氏が手がける「英国アンティーク博物館BAM鎌倉」が2022年9月にオープン
IGNITE / 2022年8月7日 19時0分
次世代にアンティークの世界を伝える、本物の英国アンティークに囲まれた空間が鎌倉の参道に誕生。
9月23日(金、祝)、「英国アンティーク博物館BAM鎌倉」が新たにオープンする。
“本物”のアンティークが集まる博物館BAM鎌倉は、「次世代にアンティークの世界を伝え、物や人を引き継ぐ素晴らしさ、大切さを多くの人に感じ取ってもらいたい」というメッセージが込められた博物館だ。
館内では100年以上の歴史を持つ本物のアンティークを展示。各フロアはヴィクトリア時代やシャーロック・ホームズなどテーマごとの空間でコーディネートされ、グランドフロアにはビンテージのロンドンタクシーも登場する。
1F ヴィンテージ/1950-1990(London Taxi)、2F ジョージアン時代/1714-1830(The Georgian Room)
3F シャーロック・ホームズの部屋/1887-1927(Sherlock Holmes’Room)、4F ヴィクトリア時代/1837-1901(The Victorian Room)
展示物は全て、同館の館長である土橋正臣氏が収集したものだ。
土橋氏は2012年に「鎌倉アンティークス」を設立。英国アンティーク輸入やイギリス関連イベントのコーディネートを手掛け、本物のブラックキャブを年代別に所有するなど、日本一のロンドンタクシーコレクターとして知られている。
館長の熱意と共に収集された展示物からは、“本物”ならではの風格と味わいが感じられるに違いない。
国立競技場などで知られる隈研吾氏が建物を設計建築は隈研吾氏が設計を担当。外観デザインは鎌倉彫をモチーフに、ヒノキを前面に使用した。
隈研吾氏
隈氏は東京大学建築学科大学院を修了。大学では原広司氏、内田祥哉氏に師事し、アフリカのサハラ砂漠を横断。現地で集落の調査を行い、集落の美と力に魅せられた。
その後、コロンビア大学客員研究員を経て、1990年に隈研吾建築都市設計事務所を設立。これまで30か国を超す国々の建築物や2020東京オリンピックの国立競技場の設計をして、国内外で様々な賞を受けている、設計・建築の第一人者だ。
隈氏はその土地の環境、文化に溶け込む建築を目指し、ヒューマンスケールのやさしいデザインの提案と、コンクリートや鉄に代わる新しい素材の探求を行なっている。
日本建築界を代表する重鎮が手がけた博物館が、その展示内容と併せて人々を魅了することは間違いなさそうだ。
英国アンティーク博物館BAM鎌倉
所在地:神奈川県鎌倉市雪ノ下1-11-4-1
営業時間:10時~17時 ※変更になる場合あり
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)
公式HP:https://www.bam-kamakura.com
(IKKI)
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