NASAの宇宙タクシー事業を受注した『スペースX』の思惑

IGNITE / 2014年9月30日 7時52分

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アメリカのボーイングとアメリカの民間宇宙企業「スペースX」が、国際宇宙ステーション(ISS)に乗組員を運ぶ「宇宙タクシー」事業をNASAより受注する見通しであることを発表した。

NASAはこれまで宇宙飛行士の輸送をロシアに任せっきりの状態だったが、この事業をアメリカの民間企業に移すことで、プライドの回復を計っていると考えられる。

スペースXは、電気自動車メーカー「テスラ」の最高経営責任者であるイーロン・マスク氏により宇宙開発事業のためにと設立されたベンチャー企業で、マスク氏は「最終的に人類を多惑星に住めるようにするための道のりで重要な一歩」と発言している。NASAは開発予算としてボーイングに42億ドルを、スペースXには26億ドルを支援する予定で、主事業者のボーイングは8月に6人乗りの宇宙タクシー「CST-100」のコンセプトをNASAに公開。

スペースXは5月に7人乗りの宇宙タクシー「ドラゴンV2」のコンセプトをNASAに公開していた。米国の大手メディアは、「アメリカとロシア間の協力契約が2017年で満了になるうえ、最近ではウクライナなどをめぐる両国の葛藤が深まっていることから、米国側は今回の事業者の選定を加速化させていた」との見方を示している。

様々な思惑が見え隠れするこのニュースだが、宇宙にはダーティーな話は似合わない。

この計画が今後人々に夢を与えるような話題になっていく事を祈るばかりだ。

(Lion-Maniacs)

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