世界のクリスマスケーキ 5選

IGNITE / 2014年12月4日 7時0分

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クリスマスの食卓に欠かせないものと言えばクリスマスケーキ。

日本で一般的な、丸いスポンジケーキにクリームやフルーツ、可愛いサンタクロースが乗ったあのケーキのスタイルは、大正のころに不二家が販売したのが始まりだとか。

世界のクリスマスを彩るスイーツにはどんなものがあるのでしょうか?

■クリスマスプディング(イギリス)

イギリスのクリスマスといえば、クリスマスプディング。

ドライフルーツやナッツがぎっしり詰まり、生地には牛脂(バターやケンネ脂でも)も練り込まれた重いプディングで、日本の“プリン”のイメージとは全く違う濃密な味わいです。

材料をかき回す儀式を終えて蒸した後に、1ヶ月ほどの長い熟成期間を経たプディングは、食べる前に再度温めブランデーをかけてフランベします。黒々としたプディングが青い炎をまとう姿は幻想的。

指輪やコインなどの小物を混ぜ込んで、楽しい占いをする習慣も。
時間も手間もかかりますが(さらには美味しいとも、そうでもないとも言われますが…)、イギリスの家庭の伝統と文化がつまった温かいスイーツです。家族みんなで一から作ってみるのも楽し

■ブッシュ・ド・ノエル/ビュッシュ・ド・ノエル(フランス)

日本でもクリスマスケーキとして一般的になってきているブッシュ・ド・ノエルはフランスの伝統菓子。「クリスマスの薪」という名前の意味そのままの、薪や切り株をかたどったケーキです。

長いロールケーキを覆うココアやコーヒーのクリームに模様を付け、木の質感を演出します。霜のような砂糖、柊、メレンゲで作ったキノコ、マジパン細工などが飾られると、メルヘンの森のジオラマのような可愛らしい姿になります。

成り立ちについては諸説あり、北欧の古い宗教的慣習「ユール」で使われた丸太をあらわしているとも、幼いキリストのため夜通し薪をくべたことに由来するとも言われています。

「貧しい青年が恋人へせめてものクリスマスプレゼントして一束の薪を贈った」なんてロマンチックな説も。恋人と食べる時には、この説を採用するといいかも?

■シュトレン/シュトーレン(ドイツ)

ドライフルーツやナッツが練れ込まれ、表面に砂糖がまぶされた甘いパン。

キリスト降誕を待ち望むアドベント(待降節)の期間中に節制食として食べられていた質素なパンが由来という、なんとも謹厳なスイーツです。

14世紀ごろにザクセン州の王室御用達菓子職人が、バターやドライフルーツやナッツを取り入れる提案をしたことで、現在のような味わい深いものに変化したそう。発祥の地のザクセン州ドレスデンでは、巨大なシュトレンがパレードする豪快な祭りが今も行われています。

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