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秋田の伝統工芸「樺細工」を使用した新作、「革×樺バッグ」シリーズをMakuakeにて先行販売を開始

IGNITE / 2024年2月1日 20時30分

秋田の伝統工芸「樺細工」を使用した新作、「革×樺バッグ」シリーズをMakuakeにて先行販売を開始

作品を通じて世界をもっと面白くする秋田横手発の職人チーム「KRAFT DORF」は、山桜の樹皮を用いた秋田の伝統工芸「樺細工」を使用した新作「革×樺バッグ」シリーズより、レザーブリーフケースとショルダーバッグを、応援購⼊サービス「Makuake(マクアケ)」にて、2月28日(水)18:00まで先行販売中だ。

秋田の伝統工芸「樺細工」を使用したレザーブリーフケースとショルダーバッグは間違いなく粋なアイテムだ。

山桜の樹皮を用いた世界でも例を見ない工芸

「樺細工」は山桜の樹皮を用いた世界でも例を見ない工芸。山桜の樹皮は、代々受け継がれてきた技術で剥がすと数年で再生し、樹木を枯らすことはない。その語源は万葉集の長歌の中で、山桜を「かには」と表現したものが後に「かば」に転化したと言われている。

「樺細工」は素材の美しさが魅力の工芸品だが、同時に優れた素材の性質の上に成り立っている。その特徴のひとつが、湿気を抑えてくれる性質だ。印籠、薬篭、胴乱、茶筒など、時代と共に特徴を活かした製品が生み出され、伝統の技術が受け継がれてきた。茶筒のように日々手に触れるものは光沢を増し、山桜独特のつやを保つ。

「湾曲に弱い」という性質を克服

天然木を素材に使用した革小物は世の中に存在するが、湾曲する革製品の装飾に樺細工は使い難い側面があったそうだ。それは、「樺細工」が湾曲に弱い(割れる)という性質を持つためだ。同商品に使用する樺細工には特殊加工が施されており、この「湾曲に弱い」という性質を克服したものとなっている。

革職人である木内正信氏が生み出す逸品

同商品をこの世に生み出したのは、革職人である木内正信(Masanobu Kinouchi)氏。秋田県仙北市角館町に門を構える樺細工製造販売元 八柳の協力のもと、「樺細工」への特殊加工から製造まで漕ぎ着けた。

革×樺バッグ(ブリーフケース)

革×樺バッグ(ショルダーバッグ)

樺の色艶を立たせる革の「黒」

「樺細工」を使うにあたり、こだわったのは樺の色艶を立たせる革の「黒」。日本国内有数の皮革産地である姫路に赴き、無数にある素材の中から最も同商品に相応しい革を選定した。

持ち主を飽きさせないエイジング

雨風に曝され、大荷物の荷重にも耐える撥水性と強靭性を必須として、手にしてから十年以上の付き合いにもなり得る革に求められるのは、持ち主を飽きさせないエイジング(経年変化)。

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