オールドレンズライクなライカMマウントの大口径レンズ。「Noxlux DG 50mm F1.1 E58 Ⅱ ライカMマウント」発売
IGNITE / 2024年2月7日 22時45分
E&Iクリエイションが運営する2ndfocus(セカンドフォーカス)は、MR.DING(ミスターディング)の交換レンズ「Noxlux DG 50mm F1.1 E58 Ⅱ ライカMマウント」を、2月2日(金)に発売した。
ライカへの敬意を込め、純粋なライカファンの手により生まれた大口径レンズとして注目したい。
生粋のライカファンが作るライカのための大口径レンズ中国広州を拠点にし、長らく老舗レンズメーカーにOEM供給してきた企業であるMR.DING。同社は一昨年、ライカファンで設計技術者の丁(Mr. Ding)社長が独自ブランドを立ち上げ、ライカM用のオールドレンズに着想を得た製品に注力している。
生粋のライカファンが作る、ライカオマージュレンズ。それは、模倣ではなく温故知新に基づく。孔子の『論語』に登場する温故知新という故事。物作りにこの気持ちで取り組みたい、そんな思いから生まれたのが「Noxlux DG 50mm F1.1 E58 Ⅱ ライカMマウント」だ。
同レンズは、ダブルガウス設計を採用。6群8枚のレンズ構成で、球面収差の影響を効果的に軽減する。ランタンガラスを使用し、高屈折率かつ低分散の特性で、光を容易にコントロール。色分散が少なく、色収差を回避し、画像の写実性を維持する。
また、F1.1の大口径は、暗所だけでなく、様々な撮影シーンでその性能を発揮。画質は自然で、まるでオールドレンズのような描写性を再現する。
さらに、操作性にもこだわり、絞りリングにはクリックストップが施され、フォーカスリングは距離計連動型を採用。滑らかでありながらも、ややタイトに調整されているので、思いのままに作画に集中できる。同レンズには、メタル製のレンズフードとレンズキャップが付属する。
写真家のVincent Bihler氏は「このレンズよりも鮮明で、より小型で、高速なレンズはあるかもしれません。しかし、私にとっては、撮影ツールとして必要な全てのパラメーターが最適な位置にあり、適切に使用すれば素晴らしい作品を生み出すことができます。このレンズは、美しく考え抜かれた逸品です。特に多機能で、画像を立体的に表現できるところが気に入っています。」と語る。
MR.DINGは、独自の技術と情熱でカメラ業界に新風を巻き起こし、異彩を放つ存在だ。そんな同社により、ライカへの敬意を込め、純粋なファンの手により生まれた「Noxlux DG 50mm F1.1 E58 Ⅱ ライカMマウント」。ライカファンなら、1本揃えておきたいレンズだろう。
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