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天体望遠鏡ブランド「Askar」より伸縮機構でコンパクトな大口径鏡筒が発売!専用補正レンズにも注目

IGNITE / 2024年3月20日 13時0分

天体望遠鏡ブランド「Askar」より伸縮機構でコンパクトな大口径鏡筒が発売!専用補正レンズにも注目

双眼鏡や天体撮影カメラなどの光学製品を製造・販売するサイトロンジャパン社より、Jiaxing Ruixing Optical Instrument社の天体望遠鏡ブランド「Askar」の新製品が登場。

「140APO鏡筒」と、専用補正レンズ「140APO専用1.0xフラットナー」「140APO専用0.8xレデューサー」を3月19日(火)より販売開始した。

140mm大口径レンズを搭載した「140APO鏡筒」

「140APO鏡筒」は、焦点距離980mmの3群3枚の対物レンズを搭載したEDアポクロマート鏡筒だ。3枚のうち1枚にEDレンズを使用することで色収差を良好に補正。肉眼での観測と写真の両方で、極めて高い性能を発揮する。

さらに別売のフラットナー、0.8倍レデューサーを使用することで、フルサイズまでのイメージサークルを持つアストログラフとしても使用できる。

予想市場価格:400,000円前後

鏡筒には伸縮機能が備わっており、収縮時には約360mmの筒外焦点を得られる。これにより、双眼装置などの長い光路長を必要とするアクセサリーの取り付けに対応している。

フードと伸縮装置を縮めることで、全長は735mmとなり、コンパクトに収納することが可能だ。バンドとプレートを含めた質量はわずか10.9kgで、口径140mmの鏡筒としては軽量。

なお、伸縮装置には手で簡単にロックの切り替えができるようにハンドルがついている。

充実した装備を搭載して登場

ドローチューブは大型の3.5インチを標準装備し、鏡筒を縮めた状態でも対物レンズからの光がケラれないように設計。長さは約100mm、伸縮装置と合わせると合計約225mm伸ばすことができ、ほぼ全てのアイピースやカメラ、周辺機器でピントを合わせることができる。

さらに、フォーカサーはデュアルスピードラックアンドピニオンを搭載し、正確なピント合わせが可能だ。また、なめらかな360度視野回転装置が標準装備し、ファインダー台座は左右に2つ装備されている。

鏡筒ハンドル部分には34mm幅のファインダーアリガタを取り付けられる溝を採用。持ち運びや保管に便利なセミハードケースが付属している。

140APO専用1.0xフラットナー

「140APO専用1.0xフラットナー」は140APO専用の補正レンズだ。焦点距離は変えずにフルサイズのイメージセンサーに対応したφ44mmイメージサークルを得られる。

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