優等生なのになぜか地味な生徒会長? 「エクストレイル・ハイブリッド」試乗レポート
IGNITE / 2015年6月9日 21時36分
SUVが世界的に人気だ。スポーツユーティリティヴィークル(Sports Utility Vehicle)はその名の通り、スタイリッシュなデザインと利便性を両立、スポーツ用途に使えるクルマとして選ばれやすい。
特にスキー、スノボ、キャンプといったアウトドア・スポーツを楽しむ場合にSUVは力強い相棒である。
そのSUVの唯一の弱点は燃費、どうしても大きく重くなりがちな車体を走らせるのにはより多くの燃料を必要とする。しかしハイブリッド化によりそのデメリットは解消される傾向にある。
日産のSUV、エクストレイルはその高い走破性能で世界的に人気であるが、今回ハイブリッドモデルが登場した。試乗を交えながら高まった走行性能を振り返ってみたい。
横置きエンジンで初採用、1モーター2クラッチシステムエクストレイル・ハイブリッドに採用されたハイブリッドシステム「インテリジェント・デュアルクラッチ・コントロール」は1モーター2クラッチ、パラレル方式で、フーガ、スカイラインで採用されたものと構造的には同じ。
ただしフーガ、スカイラインがフロントエンジン・リア駆動(FR)のためエンジンが縦置きなのに対し、エクストレイルはフロントエンジン・フロント駆動(FF)ベースの4WDシステムのため横置きに搭載、エンジンは4気筒2000ccとパーツ的には大きく異なる。とはいえ、1モーター2クラッチシステムの構造・機構的メリットは享受する。
高燃費と高い静粛性、パワフルな走り構造的にエンジンをクラッチにより切り離し、完全なEV走行ができるために燃費性能は格段に飛躍した。
JC08モード燃費は3/4をEV走行がカバー、16km/Lだった燃費がハイブリッドモデルでは20km/L以上となり、免税ラインをクリア。燃費が良いだけではなく、税制的メリットも受けられる。
燃費がよいからといって我慢を強いられるものではない。モーターのアシストによって発進加速はガソリン車を凌駕、2.5Lクラス以上にパワフルだという。
実際に試乗してその自然さに驚く
エンジンを停止、完全EV走行が可能なモデルだとどうしても気になるのがそのエンジンの起動・停止時のショックや、クラッチのつなぎ目による違和感。特に信号の多い街中を低速で走行する場合は、EV走行、モーターアシスト走行、クルーズ走行、回生ブレーキ、停止と頻繁に切り替えが多くなり、そのショックや違和感は増長されがちだ。
この記事に関連するニュース
-
【2025年】コンパクトカー人気ランキングTOP10! ユーザーが選ぶおすすめの車を紹介
MōTA / 2025年1月21日 15時30分
-
アルファロメオ『ジュニア』に4WDの「Q4」登場、EVとハイブリッドを設定…ブリュッセルモーターショー2025
レスポンス / 2025年1月17日 14時30分
-
バイクからトラックまで乗り物見聞録的2024総括 ロールス・ロイスからコンセプトカーまで試乗
東洋経済オンライン / 2025年1月12日 14時0分
-
これからどうなる「カーボンニュートラル」!? ホンダが独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を公開
バイクのニュース / 2025年1月3日 18時10分
-
【ヤリスVSスイフト】取り回しの良いコンパクトカー徹底比較!あなたならどちらを選ぶ?
まいどなニュース / 2025年1月2日 7時10分
ランキング
-
1【食費3万円の主婦に聞く】「業務スーパー」で買ってよかった商品3選! 物価高の中、常備している冷凍食品は
オールアバウト / 2025年1月25日 18時30分
-
2「鼻が反り返った小さなヘビ」が急死した本当の訳 誤った飼い方で死んでしまうケースはよくある
東洋経済オンライン / 2025年1月26日 9時0分
-
3年間50万ポイント貯める節約芸人が実践している「お得情報を効率よく見つけるテクニック」
女子SPA! / 2025年1月25日 15時46分
-
4「ガソリン安くなる」? 「暫定税率」正式廃止へ 今のガソリン“暴騰”に「明るい未来」見えた? “50年”継続「理由なき徴収」ようやく撤廃予定も「まだ素直に喜べない」状態か
くるまのニュース / 2025年1月26日 9時10分
-
5【話題】夫がメニューを見せてくれない! 外食時の「メニュー独占系男子」に女性たちの不満爆発「私も見たいんだけど!」
オトナンサー / 2025年1月25日 22時10分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください