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日本の名作椅子「ニーチェアエックス」誕生55周年を記念した特別展示会が12月4日~9日に開催

IGNITE / 2024年11月29日 14時0分

日本の名作椅子「ニーチェアエックス」誕生55周年を記念した特別展示会が12月4日~9日に開催

日本の名作椅子「ニーチェアエックス」の55周年記念展示販売会が、東京都渋谷区のUNKNOWN HARAJUKU(アンノン原宿)にて、12月4日(水)~9日(月)の期間で開催される。

「Nychair X , Elegant Flexibility~ニーチェアエックスとしなやかに暮らす~」と題した今回の展示会では、2025年2月発売予定の新作の披露および特別先行予約受付を行う。

新商品の特別先行予約受付、エシカルな再生商品も

今回披露される新モデルは、木材部分がオイルフィニッシュ仕様のニーチェアエックス。

植物由来のオイルを表面に塗りこみ、職人が一本一本丁寧に仕上げたオイルフィニッシュは、使い込むほどに自然な艶が出る仕上げとなっている。長く愛用することで経年美化を楽しみながら、愛着ある自分だけの特別な一脚として育てていける品だ。

シート生地のカラーはホワイト、セージグリーン、ぺブルグレー。いずれも穏やかでインテリアに溶け込みやすい色で、木の表情や素材感も際立つよう考慮されている。

木目や節に特徴のある木材を活かした同商品は、数量限定での展開。資源の活用を図るため、木材の状況にあわせて今後も不定期販売されるという。

イベントでは2024年限定の「ニーチェアエックス 2024モデル」が数量限定で販売されるほか、生産や流通の過程でわずかな傷がついた製品や交換用シートを再生した「RE:ニーチェアエックス」の特別価格販売も。

特別に盆栽の「桃松園」やラグの「堀田カーペット」といった他業種ブランドも参加。ニーチェアエックスと共に「しなやかな暮らし」を彩るための商品を購入できる。

生みの親・デザイナー新居猛氏の軌跡をたどる写真たち

ニーチェアエックスは、日本人デザイナーの新居猛氏によって1970年に生み出された折り畳みチェア。

新居氏の名字もかけて命名されたニーチェアエックスは、シンプルで機能的なデザインと高い品質によって日本はもちろん世界各国で名作として愛され続けてきた。

折り畳むと厚みが約15センチ〜22センチとコンパクト、かつ重さは約6〜6.5キロと軽量。折り畳んだ状態で自立するため場所をとらずに収納可能で、コンパクトな日本の住宅にぴったりのデザインだ。

新居氏は「座り心地を落とさず、とにかく安く、道具のように役に立ってこそ椅子」という信念のもと、「多くの人から愛されるカレーライスのような椅子づくり」を目指したという。

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