倉敷、京都、広島の職人技の融合 「土屋鞄製造所」から特別な夏バッグ発売
IGNITE / 2015年6月18日 21時38分
暑い季節がまもなく到来する。この夏は、軽快に持てるワンランク上のキャンバス生地×革のコンビバッグに注目したい。
創業50年、職人の手仕事による鞄づくりを続ける土屋鞄製造所から、2015年6月19日より、革とキャンバス生地のエイジングを愉しめるバッグ「レザーキャンバス・2wayスクエアリュック」と「レザーキャンバス・ラージトート」が、それぞれ数量限定で発売される。
■創業50年 「思い出のうつわ」を作り続ける土屋鞄製造所1965年、ランドセルづくりからスタートした土屋鞄製造所。最初は職人ふたりの小さな工房だったが、現在では熟練の職人に加え、日本の職人技を未来につなぐ若い世代の職人の姿も。
土屋鞄の製品は、「もの作りが好き」という若いエネルギーと、「ずっと、これだけをやってきた」という熟練の、まっすぐなパワーによって作られているという。
「鞄としてただ機能するだけでなく、ずっと、思い出のうつわとして、あなたの傍らにいられるもの」を、という考えのもと、良質な革素材と丁寧な手仕事で、現在はオリジナルのランドセル、革鞄や小物の企画・製作、及び販売を行っている。
■自分の味に染まる、上質で心地良いバッグ今回発売される2タイプのバッグは、日本各地の職人の手で丁寧に作られた、長く愛用できる逸品。確かな手仕事が感じられる上質な仕上がりでありながら、日常になじむリラックスした風合いが好印象だ。
自分のスタイルに心地良く寄り添ってくれる、シンプルで上質なバッグに仕上がっている。
植物の渋で染めて洗いをかけたキャンバスと、オイルを手塗りして仕上げたしなやかな革のコンビネーションは、背負っても提げても軽やかでリラックスした印象。
色の濃淡やシワ感などの表情が豊かで、使いこむほど味わいのある風合いに変わっていく。自分の味に染まって行く過程までも楽しめ、まさに「相棒」となること受け合いだ。
■三県の職人の技術が光る、贅沢な素材遣い今回の採用された素材「渋染めウォッシュドキャンバス」は、倉敷で昔ながらの力織機で仕立てられた帆布生地を、京都で渋染め(植物タンニン染め)し、広島で洗いをかけてしなやかに仕上げたもの。三県の職人の技術をつなぎ合わせた、贅沢な素材だ。
■昔ながらの力織機から生まれる倉敷のキャンバス昭和40年代に廃番になってしまった貴重な力織機で織られた生地は、ふんわりとした独特の手触り。力織機は、現在主流の革新織機と呼ばれる織機とは構造が違うため、同じ糸の密度でもふんわり具合が異なるのだという。海外産帆布が主流となってきた昨今、国産にしか出せないこの手触りこそ大切にしたいもの。
■京都の工房で渋染め、その後、広島で洗いをかける-
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