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創業200年、熱海「古屋旅館」で温泉と料理、そして「熱海芸妓」を愉しむ夜

IGNITE / 2015年7月9日 20時36分

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熱海は静岡県にありながら身近な温泉地と感じるのは東京駅から新幹線で約35分で熱海駅に到着するからか。

熱海観光の賑わいも下火になった時期があるが、熱海市がテレビロケ地としてPRを重ね観光客も増加しつつあるという。過去の団体旅行による大量消費型、歓楽型観光地から脱却し、団体客を受け付けながらも個人旅行客重視にシフトしてきていることもあるだろう。

そんな熱海の老舗旅館、創業200年の「古屋旅館」を紹介しよう。

宿に到着すると目を引くのは立派な門構えだ。この門は黒澤明監督の映画「影武者」で使用されている。

部屋はスタンダードな和室、温泉を引いたユニットバス付の和室、趣の異なる温泉露天風呂付の部屋が8つ用意されている。

筆者は熱海の温泉三昧を愉しむ心積もりだったので一枚物の御影石から造られたくり抜きタイプの露天風呂付の部屋を予約した。温泉は当旅館占有の「清左衛門の湯」から直に引いており、加水・加温・循環消毒なしの源泉100%掛け流しという贅沢。

食事は本格的な京風懐石料理で、季節ごと、四季折々の味わいを繊細な技術で魅了する。味は言わずもがな、盛り付けや器の美しさがゲストを至福へといざなう。

また希望により、A5ランクの牛ヒレ鉄板焼きや伊勢海老のお造り、鮑の踊り焼きなど一品料理も追加できる。

話は飛ぶが、芸者といえば京都の祇園、先斗町を思い浮かべる方がほとんどではないだろうか。実は、熱海は全国でも屈指の芸者町なのだそうだ。こちらの古屋旅館では熱海芸妓を呼ぶサービスも行っている。

花代は芸妓1名2時間で23,100円。最近では家族旅行や女性のグループにも呼ばれることがあるそうだ。旅館の予約の際に芸妓を呼びたい旨伝えれば宿の方で手配をしてもらえる。宿泊代金とともに請求されるので支払いの頃合いを気にする必要もない。

もう少しお手軽にという方には旅館から7分ほどの場所に稽古場である「芸妓見番歌舞練場」で毎週土曜日・日曜日、午前11時より「湯めまちをどり華の舞」を開演している。料金はお菓子・お茶付でひとり1,300円。芸妓の踊りを見た後は、芸妓さんと話したり、記念写真を撮ることもできる。思い出に残る旅のひとコマになることだろう。

住所:静岡県熱海市東海岸町5-24
電話:0557-81-0001
*古屋旅館HP:http://www.atami-furuya.co.jp/
*熱海芸妓:http://atami-geigi.jp/index.html

(小椚 萌香)
*古屋旅館 – 高級旅館・高級ホテルの予約ならrelux(リラックス)

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