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想像を超える部屋・料理・温泉── 箱根「仙郷楼 別邸 奥の樹々」宿泊記

IGNITE / 2015年7月27日 21時36分

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カレンダーに空いた予定の無い週末。ちょっと遠くまで、だけど遠すぎない場所へ旅に出よう。

こう思ったらまず思い浮かべるのは「箱根」だ。そして後悔することはない。

芦ノ湖や大湧谷、富士の峰を望む絶景など、景勝地ではあるが、仙石原の美術館群も旅行者を楽しませてくれる。

この日は「箱根ガラスの森美術館」を見学した後、今宵の宿「仙郷楼」に向かった。

「仙郷楼」の敷地は15,000坪ほどもあり、本館、東館などいくつかの建物が建っている。

「別邸 奥の樹々」はその1部で広々とした和の空間をしつらえた温泉露天風呂付の全6室の離れである。奥の樹々宿泊者は本館へも入館できるが、その逆は不可となっている。

「奥の樹々」のロビーは畳敷きでコロンとした形の籐の椅子とソファが涼やか。大きなガラス越しに鯉の泳ぐ池と離れに続く渡り廊下が見える。

案内された部屋は寝室、食事の間、ジャグジーの内風呂、温泉露天風呂、月見台、2か所のトイレがあり1泊ではもったいないくらいな広い空間が待っていた。その広さは100平米を超えている。部屋を区切る障子を開け放てば、さながら大広間のようだ。

洗面台には洗面ボウルがふたつ、内風呂のシャワーブースのシャワーも2基あり、快適過ぎる住空間。

部屋をぐるりと囲んだ広縁のすぐ向こうでは木々がさわさわと風にゆれている。掛け流しの温泉は箱根ならではの白濁の硫黄泉で白い湯の花が雪の結晶のようにお湯に舞う。ほんのり硫黄の香りのする温泉にからだを沈めると日々の雑多なできごとや疲れのことさえ忘れてしまう。

湯浴みをしたり、月見台で休んだりしていると食事の用意の連絡が。

テーブルに真っ白なクロスが掛けられ、涼しげな竹製のマットがセッティングされた。食前酒から始まる和会席は季節の食材に季節にあった食器が選ばれ、舌も目も愉しませてくれる。

心のこもった日本料理は本当に贅沢の極み。特に箱根に泊まると感じるのが、お造りの新鮮さ。どういうルートでこの新鮮な魚介類が箱根の宿にやってくるのかと不思議だ。

夜が明ければ快晴。帰路、帽子をかぶった笠富士を拝む。今回の箱根も後悔することはなかった。

住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1284
電話:0460-84-8521
サイト:箱根の温泉・露天風呂付き客室のある旅館【仙郷楼】の公式ページ

(小椚 萌香)

*仙郷楼 別邸 奥の樹々:仙郷楼 別邸 奥の樹々 – 高級旅館・高級ホテルの予約ならrelux(リラックス)

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