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ヤマハ悲願の4輪スポーツカー「スポーツライドコンセプト」は2020年に市販化か?

IGNITE / 2015年12月17日 9時36分

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マツダRX-ヴィジョンを筆頭に、ホンダNSXやトヨタS-FRといった国産スポーツが注目を集めた東京モーターショーだったが、その中にあっても異彩を放つ1台があった。

バイクメーカーとして知られるヤマハ発動機の4輪コンセプト「スポーツライドコンセプト」がそれだ。見逃してしまった方も、今なら“実車”を間近で見るチャンスがある。

ヤマハ発動機のコミュニケーションプラザ(静岡県磐田市)では、来年2月末まで「スポーツライドコンセプト」が展示される。

しかも、1991年に発表したものの当時の経済情勢によって開発中止を余儀なくされた幻のスポーツカー「OX99-11」との2台展示で、クルマ好きにとっては貴重な機会になっている(※OX99-11の展示は今年12月26日まで)。

今回の「スポーツライドコンセプト」は、まさに「OX99-11」で果たせなかった夢を託されたモデルだ。

ボディサイズは全長3900×全幅1720×全高1170mm。正統派のスポーツカープロポーションをまとい、パッと目を惹く存在感だけではなく、俊敏でキレのある走りも予感させられる。今回はあくまでもデザインスタディという位置づけだが、完成度の高さや“本気度”は写真からも伝わってくるだろう。

ボディ骨格は、伝説のF1デザイナーが率いるゴードン・マーレーデザイン社が提唱する、「iStream」コンセプトに基づいて設計されている。F1由来の軽量・高剛性・高強度が自慢で、車重も750kgに抑えられている。搭載されるパワートレーンはまだ研究・開発中とのことだが、この軽さはすべてにおいてプラスに作用するだろう。

ヤマハは既存の4輪メーカーとはそもそも開発の出発点が異なり、「モーターサイクルのようなエキサイティングな走り」を目指しているだけに、新感覚の走り味にも期待が高まる。

市販化は東京オリンピックが開催される2020年をターゲットにしているという。ヤマハの悲願ともいえる4輪スポーツカーは、果たして今度こそ実現となるのだろうか。

(zlatan)

写真:ヤマハ発動機

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