唯一無二のデザインをまとったスポーツクーペ「アルピーヌ」が復活へ
IGNITE / 2016年2月24日 19時19分
普段はラグジュアリーなSUVやセダンで紳士的なドライブを楽しんでいる方でも、時には“人馬一体”を強く感じられる痛快なモデルを振り回したいと思ったりはしないだろうか。しかも、大人に相応しいエレガントさや官能的なデザインを持ったモデルを。
そんな方にウッテツケの1台が、「アルピーヌ」という懐かしい響きとともに帰ってくる。
2月16日、ルノーのスポーツカーブランドである「アルピーヌ」が、復活の雄たけびを上げた。2017年の市販化を目指すという新型スポーツカー「アルピーヌ ビジョン」をワールドプレミアしたのだ。
このモデルは往年のラリーシーンで活躍した「アルピーヌ A110 ベルリネッタ」の現代版ともいえる1台で、ルノーF1やスポーツ部門のルノー・スポールなど、ルノーグループ全体の強みを活かして仕上げられていくという。それだけにワールドプレミアの舞台にもこだわり、結果としてモンテカルロラリーの拠点であるモナコが選ばれた。
コンパクトな2人乗りスポーツクーペとして描かれた「アルピーヌ ビジョン」は、いかにも運動神経の良さそうな雰囲気や、過去と未来をつなぐデザインの妙が写真からも伝わってくる。
エンジンは、ルノー・スポールが手掛けた新開発の4気筒ガソリンターボを搭載。詳細なスペックは未公表だが、軽量ボディも相まって、0-100km/h加速で4.5秒以内を射程に入れているという。
アルプスのワインディングを駆けぬける映像(YouTubeのルノー・チャンネル)からは、軽量ピュアスポーツならではの俊敏なハンドリングや“ファン・トゥ・ドライブ”が感じとれるだろう。
市販モデルの登場はまだ少し先だが、待つに値する1台に仕上げられてくるはずだ。
(zlatan)
写真:ルノー
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