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春の到来を告げる、ドイツとチェコのイースター

IGNITE / 2017年3月20日 10時0分

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イースター(復活祭)はキリスト教徒にとって、とても大切な行事のひとつ。

また春を告げる行事としての位置づけもあり、この時期のヨーロッパは華やいで見える。

ドイツ・ミュンヘンの街を歩くと、気温はいまだ低くても明るい飾りがショーウィンドウを春らしくさせていた。

色とりどりの卵、可愛らしいうさぎやひよこといった、イースターらしい飾り付け。市場でも、家に飾るイースター飾りや芽吹き始めたネコヤナギの枝が売られている。

「もうすぐ春」という明るい雰囲気が旅行者である我々にも伝わってきて、とても楽しい気分にさせてくれるのだ。

ただし、ミュンヘンではイースターを大切にしているため、当日の日曜日はほとんどの人が教会に行ってしまって急に静かになる。

出来れば前日までにその雰囲気を味わうのがお勧めだ。

一方、チェコの首都であるプラハは無宗教の人も多く、観光都市であるため長くイースターを楽しむことが出来る。

イースターの後でもまだまだイベントが続いているので、周辺の国を訪れてからでも遅くはない。

プラハは街の至る所に大小の広場がある。そういった広場に木などで出来た頑丈な出店が出来、イースター飾りや食べ物、そしてチェコには欠かせないビールも売っている。

ほとんどが観光客だろうが、ソーセージやチーズをかじりながら美味しいビールを飲んで、人々は朝から上機嫌。まだ少し寒いチェコなど、身体の中から温めてしまえという訳だ。

ちなみにプラハ以外のチェコの都市では、ほとんどイースターの翌日で店じまい。長期にわたって開催しているのはプラハ特有だと思われるので、イースターを長く楽しみたいなら是非訪れて欲しい。

普段の街とは違った、華やかで浮かれた雰囲気がヨーロッパの春を教えてくれるだろう。

(田原昌)

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