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温泉情緒たっぷりの三朝温泉 温泉本通りの「湯の街ギャラリー」を散策

IGNITE / 2017年5月28日 22時0分

温泉情緒たっぷりの三朝温泉 温泉本通りの「湯の街ギャラリー」を散策

三たび朝を迎えると元気になるといわれる三朝温泉。

世界有数のラドン含有量を誇る三朝温泉の湯は浸かって・飲んで・吸って効能が得られる。

ラドンが呼吸で体内に入ると、新陳代謝が活発になり、免疫力や自然治癒力を高める効果で療養目的の湯治場としても親しまれる温泉だ。

河原風呂のある三朝橋から恋谷橋へ向かって散策も愉しい。

三朝温泉には旅館や店舗を小さな博物館として展開する「湯の街ギャラリー」が点在し、両側に商店や温泉旅館が立ち並ぶ「温泉本通り」に多く存在する。

2階に漫画図書館のある大綱引資料館「陣所の館」に始まり、食事処や喫茶、土産物店、芝居小屋、娯楽場、カエル人形館など足を止めて立ち寄りたい場所が次々と現れる。

「かじかわ理髪館」は理髪博物館を兼ねた現役の理髪店。レトロな理髪道具などが並び見学も可能。

カットはもちろん、産毛剃りや耳かきなどもできるので気さくな店主との会話を愉しみながらの体験も。

温泉本通りの中ほどに足湯と飲泉のできる「薬師の湯」がある。

散策の合間にほっと一息。

三朝の地酒を扱う「藤井酒造合資会社」では熟成古酒10種の試飲ができる。

店主が一つ一つ説明をしながら猪口にそそいでくれるので、お気に入りがあったら自分へのお土産にいかがだろう。

予約制であるが、酒蔵見学もできるので興味があれば事前に予約を。

アルコールが苦手な方には甘酒はいかがだろう。

「湯の村通りの店」で販売する酒蔵手作りの無添加・無加糖の優しい味の甘酒。こちらも試飲をさせていただいた。

「藤井酒造」を越え左手に向かうと歩道に東屋を設置する恋谷橋が架かる。

橋の中ほどに絵馬が並んでいるので見に行くと縁結びのかじか蛙の像がちょこんと座っている。撫でると縁結びのご利益があるとか。

三朝温泉に出かけられた際には温泉本通りの散策にも時間を割くことをお勧めする。

【かじかわ理髪館】

住所:鳥取県東伯郡三朝町三朝903-3

電話:0858-43-2126

【藤井酒造合資会社】

住所:鳥取県東伯郡三朝町大字三朝868-2

電話:0858-43-0856

(小椚萌香)

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