モテキ到来? 毎日のように身近な誰かが私のことを気になっているらしい
インフォシーク / 2012年5月10日 12時0分
最近スマホへ「身近な誰かがあなたのことを気になっています」という通知が、毎日5通以上も来るようになった。ひょっとしてモテキかと錯覚するレベルだ。通知が来る度にスマホをいじって「もしかして、あの人から?」などと、ワクワクドキドキしながらチェックしてしまうのが、自分で言うなという話だが、恋する女のいじらしさである。
サイバーエージェントの子会社Pitapat(旧社名 Facematch)が、5月1日、Facebookでのマッチングサービス「Pitapat」をリリースした。「気になる身近なあの人ともう1歩近づく」ことをコンセプトにしていて、Facebookを利用している人であれば、誰でも使える。現在はPC版とスマホアプリ版があるが、アプリの方が使いやすくてオススメだ。既に10万ダウンロードを超える人気っぷりがすごい。
異性をアリ・キープ・ナシで瞬時に仕分け
デザインはシンプルな中に可愛らしさがあり、出会い系っぽいギラギラ感はない。なるほど確かにサイバーエージェント系の、20代半ばのイケメンWeb男子が、爽やかに作ったのだろうという感じ。アプリをインストールしてみよう。最初に「(相手を)みつける」という画面を見ると、Facebookで「友達」になっている異性のプロフィール写真が出てくる。その写真の下へ「ドキ」「ニコ」「ナエ」という3つのボタンが出てくる。
パッと出てきたその異性を、瞬時に3つのボタンで振り分けて行く。ドキは「この人はアリ。付き合えるレベル」、二コは「この人もまぁ良いかな。一応キープしておこう」、ナエは「この人はナシ。非恋愛対象に決まり」などと仕分けしていく。男性に訊いてみると「ドキとニコを押しまくっている」というが、信じられない。誰でも良いのか? せめて私はドキを押す人は厳選したい。変なところが真面目ですみません。
出てくる異性は、友達、友達の友達、Facebook上のイベントに来ていた友達の3種類。直接つながっていなくても、アプローチできる点がウケているように思う。その場合、プロフィール写真で判断される可能性が濃厚なわけで、ベストな写真を使っておくことを推奨する。「アルバム」のページには、自分がドキとニコを押した異性、マッチした異性が管理されている。
お見合いっぽい質問が用意され、至れり尽くせり?
さて「あなたのことを……」という通知が来るのは、誰かが自分にドキかニコを押したとき。アプリを起動すると「この中の誰かがあなたのことを気になっています」と9人の異性が表示される。その中から3人までドキを押すことが可能。「多分この人は私に好感を持っているだろうな」という相手にドキを押すと、「マッチしました!」という知らせが来る。この時点で予想を立てて3人まで選んでいるため、誰なのか何となく予想がつくことも。
ここから相手を確かめていく“ドキドキ”を味わうために「トーク」という画面で、メッセージをやり取りしていく。5回ずつメッセージを交換すると、相手が誰だか分かる仕組み。質問して探りを入れていこう。質問下手な人のためにか「職業は何ですか?」など、既存のテンプレート文言が用意されている。お見合いっぽい。ここまで用意してあげると、ますます恋愛下手な人が増えるぞと言いたくなるが、気が利いているということなのか。
面白い人がいた。「気が向いたらどうぞ!こちらは5回分の送信だけしておきます」と、男性から連続で5つメッセージが届いた。私も5つ連続でテンプレート文言(顔文字なんかもある)を返すと、すぐに相手が判明。非常にスピーディで、あまりドキドキ感はない。仲の良い既婚者の知人だった。ふ・ざ・け・て・る! でも、良いの。本当に気になっている人とマッチしたわけじゃないし、と自分を励ます。
既婚者ばかりじゃん!
Pitapat上でたくさんマッチングするので、客観的に見ると私はモテているっぽい。しかし気付いたのは、既婚者とのマッチングがほとんどであること。相手が判明したときに「あー、××さんでしたか(笑)」みたいなやり取りで、お互い笑って終了。独身男性とのマッチングは悲しいことにほとんどない。こんな女子、私だけ? ハマった既婚者が色々な女子にボタンを押して、リアルの世界では楽しめなくとも、アプリの中では楽しんでいるのだろうという結論に至ってみた。
複雑な気持ちになるのは、微妙な人とマッチングしてしまったとき。しかも、もともと私がドキもニコも押していない相手との「マッチング」だ。「誰かとマッチングしていますと通知が来たときに、私を気に入っているらしき相手を確かめたかっただけだからね。ただ、気になっただけ!」と弁解したくなるときもある。勝手に両想いだと思われても困る!みたいな変なプライド。皆はもっと気楽に楽しんでいるようなので、私もゆるーく楽しんでみることにしようかな。
(池田園子)
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