最終話を前に混乱している人、いませんか。仮面ライダーフォーゼ。

インフォシーク / 2012年8月21日 18時0分

めちゃくちゃカッコイイ、最終話予告の福士蒼汰くん。

私がバカなのか…

最終話を目前にした仮面ライダーフォーゼの展開についていけてない。

2011年9月より放映が開始された仮面ライダーフォーゼも、8月26日に最終話を迎える。そもそも主役が「不良少年」であり、テーマが「宇宙」であり「友情」であり、宇宙征服を目論む怪人がなぜか天ノ川高校にしか現れない…という設定が世の中の度肝を抜いた作品であったが、好きでほぼかかさず見てきただけに、終わるとなるとやっぱり寂しい。

そんな、感動を生むであろう最終話、のひとつ前のストーリー(19日放映 ※関西エリア除く)で、ストーリーに付いていけないというのは、かなり致命的である…

よくわからなかったのでネットで調べてみると、最終話目前の仮面ライダーフォーゼの評価は、パキーンとアイスキャンディーが割れるかの如く綺麗に分かれている。涙・涙の展開!と熱いファン、訳がわからん!と揶揄するアンチ、会話に入ってくるんじゃねぇ!と返すファン。喧嘩状態だ。

このような賛否の盛り上がりは、尖ったテーマで突っ走った作品の勲章のようなもので、鋭角作品は後々名作として語り継がれることが多いのだから、ある意味、大いに天晴れなのだ。

しかし。ファンなのについていけていない私は何なのか…

19日放映のフォーゼは、仮面ライダー部(※初めての方へ。仮面ライダーフォーゼは主役が高校生。敵と闘うのは高校の仮面ライダー部の部員たち。死闘は部活動の一環)の唯一無二の智将・ケンゴは、実は人間ではなかった。

…って…えぇ?! なにぃ?!

思わず思い出してしまった、長渕剛の映画「ウォータームーン」。主役の、バッキバキに人をボコる僧侶・長渕剛が、実は宇宙人だった、という奇想天外映画。一部映画マニアの中で今もなお語り継がれる、スーパーぶっ飛び映画である。

しかし今回は、奇想天外だからついていけてない訳ではない。ネットを読みながら振り返ると、ここに来て勢いよく詰め込まれ過ぎて、私にとってカオスだったようである。

ストリートファイトの場に教育の長である高校の理事長がやってきて、チャンピオンをぶっ飛ばして家来にするわ、

敵に基地がバレたのに何の対策も練らないわ、

案の定、襲われてあっという間に焼き払われるわ、

敵の親玉がライダーキックをかますわ、

満を持してケンゴが変身…と思ったら瞬殺されるわ、

個人的に応援しているアンガールズの田中が、カッコいい場面をもらったと思ったら中途半端過ぎてガッカリだわ、

まぁ、こういう場面と、誰と誰の確執の原因は、え~っと何の星座でスイッチはどうなって、変身は何段階あって…という専門的な要素を必死に追っているうちに、私がストーリーを見失ったのである。

それにしてもこの詰め込み具合、子供はついてきているのだろうか。

25日放映のBSトーク番組内で、仮面ライダー1号・藤岡弘、とV3・宮内洋が対談し、「ヒーロー番組ほど素晴らしい教育番組はない」と語ると聞いた。

私も、フォーゼの主人公の「全員とダチになる」という単純明快ぶっ飛び目標には、今の時代に必要なエッセンスが含まれていると、今でも信じている。

最終話を見終えたときに、大事な答が今の子供たち(と私…)に届いていることを願う!

ガッケンター
1973年1月生まれ。芸術家。ライター。芸術活動のかたわら、仲間と協力してゆるゆる映画応援サイト「ガッケンターサイト」の運営や、映画監督や俳優もゲスト出演する「ガッケンターTV」(インターネット)の製作をしている。

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