60歳を過ぎても「今から叶えたい“夢”がある」-60代の資格取得意識調査

インフォシーク / 2014年9月9日 15時0分

60代になってから取得した資格TOP10

通信教育を手掛ける株式会社ユーキャンによると、60代で取得した資格ランキングは1位が「介護ヘルパー」、2位が「簿記」、3位が「マンション管理士」となっている。これらの資格は、なぜ人気なのだろうか。また60歳を過ぎてから資格を取る人たちは、どういう理由で、どういう人が多いのだろうか。ユーキャンの「60代の資格取得意識調査」で、その実状と「60代で資格を取ること」の意味が見えてくる。

ユーキャンは9月9日、60代になってから資格を取得した60~69歳の全国の男女を対象にした「60代の資格取得意識調査」についての結果を発表した。それによると、60代になってから資格を取得した人は、強い「生きがい」と「夢」を持っている傾向にある事がわかった。

この調査によると「今から叶えたい夢がある」「新しいことにチャレンジしてみたい」といった設問に対して6割近くが「ある」と答えている。60代というと、多くの人は定年を迎えて「第二の人生」を歩み始めている年代だが、そこから新たなチャレンジに燃えている人が多いようだ。

また「この先の生活に不安がある」と答えた人は過半数だったが、一方で「生きがいを無くしている」という設問には9割近くが「あてはまらない」と答えている。これからの生活に不安がなくはないが、生きがいまでは失っておらず、そのモチベーションのひとつが「資格をとること」なのかもしれない。

60代で資格を取る理由として「自分磨きのため」(48.9%)が最も多く、「趣味の一環」(33.4%)「勉強したり新しい知識を得ることが好きだから」(28.2%)「資格取得を通じて自分の世界が広がりそうだと思ったから」(25.8%)といった回答が続く。実際に取得した資格で目についたのは、介護ヘルパーや簿記、マンション管理士・管理業務主任者といった、仕事に直結する資格だ。また、宅建取引主任者(宅建)を取得する人も多く、「これから取得したい資格」でも人気の資格となっていた。女性が取得した資格として介護ヘルパーや介護福祉士、ケアマネジャーといった福祉系のものが多く見られたのも特徴的だ。

「取得して良かったと思うこと」については「自信がついた」(33.2%)「趣味が増えた」(30.6%)「久しぶりの勉強が楽しかった」(26.6%)といった「手応え」を感じている様子が伺える回答が並んでいる。

定年後の生き方はひとそれぞれだ。再就職あるいは独立開業を目指す人もいるだろうし、ボランティアなど「他の人のために」生きたいという人も多いようだ。最近よく耳にする「アクティブシニア」という言葉に代表されるように、勉強し直すために学校に入り直したり、新たな趣味に積極的にチャレンジするシニア世代も増えてきている。ネットやスマホも使いこなす人ももはや珍しくないように、知的欲求を満たそうとする60代は少なくない。そして、そういった欲求を満たそうとする行為自体が、彼らの「生きがい」につながっており、その一つが資格取得であることが、このアンケートからもわかる。

60代という「第二の人生」を迎えたといっても、残りの人生はまだまだ残っており、その長い時間を有意義に過ごすためにも、趣味・仕事のどちらにも資格を取ることが大きな「武器」になっていると言えそうだ。

※「介護ヘルパー」とは正式な資格名称ではなく、ホームヘルパー2級(介護職員初任者研修)や訪問介護員などを包括した通称です。

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