車の定期点検:車検とのブラザーフッド:ロングランで往く

INLIFE~あなたと保険を繋げるメディア~ / 2017年10月12日 9時0分

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車の定期点検:車検とのブラザーフッド:ロングランで往く

おい。どんなポーズじゃ。きな臭いねん。いやもう、そんなんええから、ちゃっちゃと車の定期点検やったら?



みたいなことでございやして、例えば車を購入すれば、毎年ディーラーからメールやハガキで定期点検の通知が届きますね。

車検を済ませた後でも通知が届くので、首を傾げる人もいるかもしれませんが、定期点検は車検とは別物で、車検のように、受けないと車を走らせることができないなどの規則はありません。


定期点検



車の点検は主に、「車検」「定期点検」「日常点検」の3種類あります。

もともと車の所有者には、道路運送車両法(第四十八条)の定めによって、点検や整備が義務付けられているので、車検のみならず定期点検や日常点検も大事です。

当然、全国のカーディーラーでは定期点検サービスが用意されていて、ユーザーにメールやハガキで定期的にお知らせしていますし、新車購入時には点検サービスの無料期間が設けられることもあります。

そして定期点検のメリットとしては、車の状態を正確に把握できるので、各部品の故障やトラブルを事前に回避でき、専門家が定期的に点検することで、安全性が高まります。


【専門店が実施する定期点検】
定期点検は、1年ごとに行うもの/12ヶ月点検と、2年ごとに行うもの/24ヶ月点検に分かれていて、検査項目も違います。
自家用車や軽自動車の場合で、1年ごとに行う定期点検は点検項目数が26コ、2年ごとに行う定期点検は56コです。
また、トラックやバスなどの大型車、タクシーやレンタカーなどの商用車の規定はより厳しくなり、3~6ヶ月ごとに行うメニューもあります。

以下のようなチェック項目は特に、ユーザーが自分で点検するのは難しいところなので、業者に見てもらいましょう。

・点火プラグの
・エアクリーナーのエレメント
・ブレーキディスクとパッド


【自ら実施する日常点検】
なお、専門店にお願いする定期点検だけでなく、ユーザー自身が行う点検も重要です。
エンジンルームを覗いたり、タイヤの劣化具合やランプの点灯状態を確認するなど、いつでもどこでも実施可能なもので、以下のようなチェック項目があります。

<エンジンルーム>
●ブレーキ液の量
●冷却水の量
●エンジンオイルの量
●バッテリー液の量
●ウインドウォッシャー液の量

<車体周り>
●ランプ類の点灯点滅
●タイヤの亀裂や損傷
●タイヤの空気圧や溝の深さ

<運転席>
●エンジンのかかり具合や異音
●エンジンの低加速状態
●ウインドウォッシャー液の噴射状態
●ワイパーの拭き取り能力
●ブレーキの踏みしろと効き具合
●サイドブレーキの引きしろ

ところで、簡単な確認をわざわざ法律で義務付ける必要なんてあるのか?と感じないこともないですが、結局は、点検は怠らないようにね!という意識付けになります。


一方、車検とは違って罰則などが設けられていない分、定期点検も日常点検もやっていないユーザーは多く見受けられますが、当然ながら点検しておいた方が長い目で見て賢いです。
気付かないうちに部品の消耗や劣化が進行していることもあるので、たとえ新車でも決して油断できません。



車検と定期点検の違い


車検と定期点検の違い

さて、この段階でもまだ「車検」と「定期点検」が同じだと勘違いしている人もいるかもしれませんので、その点に改めて触れておきます。


「車検」は、車の安全性はもちろんのこと、公害などへの外部対応も含めた検査基準をクリアするために、法律で定められた点検作業なので、車検の有効期限が切れた車は公道を走ることができません。
もしも車検切れで公道を走れば、道路運送車両法の“無車検車運行”に当てはまり、違反点数6点、30万円以下の罰金が科せられます。
そして、車検切れの車は自賠責保険も無効になるので、自動車損害賠償保障法違反として、違反点数6点、50万円以下の罰金が科せられます。
ひいては、車検を受けずに公道を走れば一発免停になる可能性があります。


対して「定期点検」は、車の不具合や故障を未然に防ぐための作業で、実施していなくても公道を走ることは可能で、法による罰則や罰金もありません。
しかし、車検だけ受ければOKということでもなく、快適で安全なカーライフを送るためには、専門家による定期点検は欠かせません。
また、定期点検を受ければ燃費が向上するなどのエコに繋がるので、長く乗り続けたいのであれば積極的に行いましょう。


ちなみに、車検費用は普通車でだいたい5万円以上かかりますが、1年ごとの定期点検はディーラーに任せておよそ1万円前後と安いです。
ただし、部品が破損していた場合や、交換が必要な消耗品があった場合、金額は加算されます。
さらに、点検を怠っている車両は、バッテリー、タイミングベルト、ブレーキパッドなどの交換を求められることもあり、結果的に5万円以上の出費になることもあります。
この辺は所有年数や走行距離がモロに影響してきますが、店によっては割と高額を要求してくることがあるので業者選びも慎重に。


最後に



ということで、定期点検は必須ではないので、やりたくなければやらなくても無問題です。
前述の通り、定期点検でも車検と同レベルの金額を要求されることがありますし、そうであれば次回分の車検のためにお金を残しておきたいという魂胆もあるでしょう。

しかしながら、どっちみち車検を受けた場合に交換しなければならない部品は指摘されますし、総じて検査基準を満たさなければ公道を走ることができなくなってしまい本末転倒ですので、リスクヘッジのためにも、定期点検を実施するに越したことはありません。
また、車を下取りに出す際などは、定期点検を受けている車体は査定時に有利に働き、高く買い取ってくれることがあります。


まあ、なんだかんだで結局は、ドライバーそれぞれの考えと判断なので、お財布と相談しながら計画的によろしくです。



以上。

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