『FGO』アナスタシアはなぜ英霊となったのか?史実から考える【ネタバレ有】
インサイド / 2018年4月17日 12時0分
※本編のネタバレにご注意ください。
※本記事はあくまで当編集部による考察に過ぎません。
4月4日よりiOS/Androidアプリ『Fate/Grand Order』では待望の第二部第1章「Lostbelt No.1 永久凍土帝国 アナスタシア 獣国の皇女」がスタートしました。2018年1月に、カルデア壊滅という衝撃の展開が描かれてから三ヶ月。この日を待ちかねたというファンも多いはずです。
序章の後、CMなどで次々と二部を彩る新マスターとサーヴァントたちが紹介されていますが、中でも気になるのが、冷気を伴いカルデアを襲撃し、数多の職員もろとも壊滅に追いやったサーヴァント、アナスタシア。彼女の本名は、アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァであることが、“AnimeJapan 2018”で明かされました。
さてアナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァと言えば、帝政ロシア最後の皇帝、ニコライ二世の四女にして、ロシア革命にて命を落としたとされる人物です。この記事ではわずか17歳にてその命を散らした彼女が、いつ生まれ、どのように生きて死んでいったのか。そして彼女の死後に巻き起こった、アナスタシアという名を元に沸き起こった騒動について、簡単に書かせてもらおうと思います。何故、彼女は英霊となりうる資格を得たのでしょうか?
ロシア帝国最後の皇女、アナスタシア
皇女アナスタシアは1901年に、父親であるニコライ二世と母親であるアレクサンドラ・フョードロヴナ皇后の間の四女として生まれました。なお、ニコライ二世は訪日中に警察官に斬りかかられ負傷するという、世に言う大津事件の被害者です。
ニコライ二世。カメラを趣味にしており、多くの家族写真を残した。(写真はwikipediaより)
それはさておき、幼い頃のアナスタシアは、上の3人の姉、オリガ、タチアナ、マリアと仲がよく、ほとんど一緒に行動しておりました。特にすぐ上の姉、マリアとは寝室を一緒に使うほど仲が良かったそうです。四女ということもあり、あまり注目を浴びる存在ではなかったようですが、アナスタシアの幼馴染は「いつも元気がありあまっていて。じっとしているのが嫌い」な少女だったと証言しています。
1914年ごろのアナスタシア(写真はwikipediaより)
そんなアナスタシアにはアレクセイという名の3つ下の弟がいました。革命さえ起こらず、無事に成人していれば、将来ロシア皇帝を継ぐはずだった人物です。アナスタシアはアレクセイとはとても仲がよく、言葉を交わさずとも意思疎通ができたと言われています。
トピックスRSS
ランキング
-
1米政府、中国ZTEへの部品販売を禁止 イラン・北朝鮮制裁違反で
ITmedia NEWS / 2018年4月17日 8時14分
-
2トレエン斎藤さん「浮気写真」がSNSで流出!女芸人に晒されてしまう
秒刊SUNDAY / 2018年4月21日 9時26分
-
3麻生太郎の高そうなスーツ一着35万円することが発覚!ネットで話題に
秒刊SUNDAY / 2018年4月22日 16時14分
-
4「フルMVNO」だからこそできること IIJ大内氏が技術面から徹底解説
ITmedia Mobile / 2018年4月22日 9時7分
-
5テレ朝・小松靖アナの発言が話題 「テレビ朝日の信頼は地に墜ちた」
STANDBY / 2018年4月21日 8時58分