『FGO』便利過ぎる「印籠スキル」をまとめて振り返り―堕落してもいいからずっと使っていたいです!【特集】

インサイド / 2019年4月15日 20時0分

『FGO』便利過ぎる「印籠スキル」をまとめて振り返り―堕落してもいいからずっと使っていたいです!【特集】

※ネタバレ注意!
本記事には、期間限定イベント「徳川廻天迷宮 大奥」のネタバレが含まれます。

スマートフォン向けFateRPG『Fate/Grand Order』にて、4月10日まで開催されていた期間限定イベント「徳川廻天迷宮 大奥」。本イベントでは、特別なマスタースキル「印籠スキル」を使用することができました。

この「印籠スキル」は、装備しているマスター礼装のスキルが使えなくなる代わりに、特別なスキルを使えるようになるというもの。使えるようになった直後こそ、「これ普通のマスタースキルが使えなくなる辺り酷くない?」と思っていましたが、スター50個供給や全体スタンを使うたび「意外と便利かも」と思い始め、ストーリー進行によってスキルが強化されていくに連れ「あ、これチートだ」と確信を持つようになっていきました。

使うたびに「徳川化ゲージ」こそ上昇するものの、簡単に減らすことができたためそこまで問題もなし。「カーマ」に堕落云々言われましたが、堕落して結構! こんな有能スキルがあれば使いたくなるというものです。


そこで本記事では、本イベントでお世話になった「印籠スキル」を改めて振り返り。スキル名の由来などにも簡単に触れつつ、段階に分けて紹介していきます。駆け足で進んだため途中のスキルを見ていなかったという方も、ぜひ本記事でご確認ください!

◆第1段階:「生類憐れみの令」、「犬公方」、「天和の治」



イベントを開始してから覚える最初の「印籠スキル」が、徳川綱吉に通ずる上記3つです。効果は「敵全体をスタン」「味方全体の攻撃力をアップ」「スター50個獲得」と、無難ながらも既に既存マスター礼装スキル「ガンド」「勝利への確信」を上回る性能となっています。特に「天和の治」は、「アマデウス」で行える大量のスター供給をPT編成に縛られず行える点が物凄く優秀です。

「印籠スキル」共通の特徴として“クールタイム99ターン”がありますが、普段の戦闘でもマスター礼装スキル2発目を撃つ機会は多くありませんので、そこまで気にはならないかと思います。


この第1段階のスキル名に関しては、聞いたことのある方も多いでしょう。行き過ぎた動物愛護面での悪評が目立つ「生類憐れみの令」や、その政策で特に犬を大事にさせたことなどから付けられたあだ名「犬公方」は有名です。この2点については、印籠を入手した際のテキストでも触れられていましたね。


残りの1つである「天和の治」は、徳川綱吉の初期に行っていた政策を表す言葉として使用されています。将軍権威の向上にも繋がった善政であり、後の将軍・徳川吉宗も影響を受けたと言わるほど。個人的に、第1段階の「印籠スキル」では1番有用なスキル効果でしたので、この名前が付いているのもピッタリかなと思います。

◆第2段階:「絵島生島事件」「日米和親条約」「群上一揆」



「徳川家継の印籠」を手に入れたことによって判明した「印籠スキル」の強化。1段階の性能なら、「将軍の衣冠束帯」みたいな感じで個別マスター礼装として実装してしまってもいいのではないかと思いましたが、強化していくことを知り、「これは個別実装不可能だな」なんて思ってしまいました。

強化された能力では、「防御力ダウン(1ターン)」「防御力をアップ(1ターン)」「味方単体のスター発生率をアップ(1ターン)」がそれぞれのスキルに追加されています。劇的な変化というわけでもありませんが、特筆するならば“全体スタンに防御力ダウン”という敵をデバフ塗れにできるスキル「絵島生島事件」が優秀でしたね。


この「絵島生島事件」は、徳川家継の代に起こった綱紀粛正の1つです。簡単に言えば、大奥の偉い役職に就いていた「絵島」という女性率いる一行が、「生島」という歌舞伎役者と遊興を行ったことで、大奥の様々な規律の緩みが明らかになり、関係者1400~1500名以上が処罰されたというもの。イベントの舞台大奥に関わる事件ですね。「春日局」が聞けば怒ると思います。


残りの2スキルは、幕府とアメリカで結ばれた条約「日米和親条約」と、年貢の増徴などが原因で起こった一揆「群上一揆」ですね。どちらも歴史の授業で習う有名な言葉ですが、「日米〇〇条約」や「〇〇一揆」など似たような言葉が他にもあるため、覚えるのに苦労した記憶……。


次ページ:スター50個&クリティカル威力アップ……確実に1体は倒せと徳川が言っている!

◆第3段階:「正徳の治」「明暦の大火」「武家諸法度」



第3段階目では、スター50個供給にクリティカル威力アップ(1ターン)が追加されたスキル「武家諸法度」が登場。高HPのエネミー1体という戦闘では、1ターンキルも余裕になりましたね。スタン系スキルにも「Quick耐性ダウン(1ターン)」が追加。誰もが次の強化で「BusterかArts耐性ダウン」が来ると思ったことでしょう。

上記2つのスキルも優秀でしたが、ここで特筆すべきは「回避状態を付与(1回・1ターン)」という、最終決戦まで頼りになる効果が追加された「明暦の大火」かと思います。基本3騎編成で挑まなくてはならないため、“チャージ攻撃をほぼ確実に防げる”という生存に直結する重要スキルです。特に4階層の通常解除不可能なバフ持ちエネミー(禊ノ〇〇)戦では大活躍してくれました。


この「明暦の大火」は、徳川家綱の代に起こった、江戸の大半を焼いた火災のことを指します。この火事では江戸城も被害にあいました。江戸城に天守が無いのも、この火災で燃えてしまったからですね。

また、徳川家宣の印籠入手で使用できるスキル「正徳の治」ですが、実は徳川家継もこのスキル名に関わっています。というのも、「正徳の治」は元号「正徳(1711年~1716年)」の時代に行われた政策を示す言葉であり、この期間には家宣と家継が将軍になっているからです(家宣と家継は、将軍就任より共に約3年で逝去)。もう1つのスキル「武家諸法度」は、徳川秀忠が大名を統制するために制定した有名な掟ですね。

◆第4段階:「安政の大獄」「目安箱」「天保の改革」
※第4段階のスキル「目安箱」の画像は、こちらのミスで用意できませんでした。スキル効果は、「味方全体の攻撃力をアップ(1ターン)&防御力をアップ(1ターン)&回避状態を付与(1回・1ターン)&無敵貫通状態を付与(1ターン)」となります。



第4段階では、スタン系スキルに案の定「Arts耐性ダウン(1ターン)」が追加されましたね。次の強化では「Buster耐性ダウン(1ターン)」が来るという確信を持ったことかと思います。「無敵貫通状態を付与(1ターン)」が追加されたスキル「目安箱」も登場しましたが、今回のイベント道中では無敵や回避スキルを使うエネミーが滅多に登場しなかったため、そこまで出番はなかったかなと思います。

一方スター獲得スキルには、「宝具威力アップ(1ターン)」が追加。これはもう「宝具込みのクリティカル確定ブレイブチェインで確実にエネミーを倒せ」ということなのでしょうか。


さて、そんな4段階目の「印籠スキル」ですが、やはり多くの方がピンっと来るスキル名といえば、アバレンボーイ・ヨシムネが設置した「目安箱」でしょう。庶民の要望や不満などを知るために、投書集めの目的で設置された箱のことです。これで集められた投書は、徳川吉宗自らが開封して内容を確認していたのだとか。投書には氏名・住所などの個人情報も記入する必要がありましたので、少し勇気のいる行動でもありますね。

「天保の改革」は、水野忠邦によって行われた「江戸三大改革」の1つです。徳川家斉によって生まれた化政文化の流れを禁止・倹約していった政策ですので、庶民による悪評もかなりの物だったでしょう。「安政の大獄」は、徳川家茂よりも井伊直弼の方が大きく関わる事件ですね。この事件で吉田松陰などの大物が処罰された上、井伊直弼も後の「桜田門外の変」にて命を落としてしまいます。


次ページ:「印籠スキル」もついに最終段階へ。その性能は英霊の宝具すら上回る!

◆第5段階:「江戸開府」「打ちこわし」「寛政の改革」



第5段階の強化では、「与ダメージプラス状態付与(1ターン)」や「NP獲得量アップ(1ターン)」追加など、そこまで劇的な変化を遂げたというわけではありませんね。強いて言うならば、スタン系スキルに「Buster耐性ダウン(1ターン)」が追加されたことによって、エネミーに全カードへの耐性ダウンを付与できるようになった点でしょうか。

この「Buster耐性ダウン(1ターン)」が追加されたスキル「江戸開府」は、記念すべき初代将軍「徳川家康の印籠」を入手することで使用が可能となりました。このスキル名の意味することは、“江戸幕府を開いた”ですね。


「徳川家治の印籠」を入手することで使用できる、攻撃力アップスキルの名前にピッタリな「打ちこわし」は、金持ち商人たち等による米の買い占めによって米の価格が高騰し、それに我慢ならなかった都市部の庶民による、米の価格引き下げを目的とした抗議のことを指します。抗議の方法は、商人たちの屋敷を破壊すること。「与ダメージプラス状態付与(1ターン)」というのも、なかなか狙っている気がします。

この人がいればどんな食糧事情も解決なんですがね……
もう1つのスキル「寛政の改革」は、第4段階にあった「天保の改革」と同じ「江戸三大改革」の1つです。こちらは松平定信を中心に行われましたが、「天保の改革」と同様に倹約的なものでした。この改革の後に、徳川家斉による化政文化→「天保の改革」へと続いていきます。規制が固い→緩い→固いという流れですね。

◆第6段階:「大政奉還」「無血開城」「王政復古の大号令」



「徳川を終わらせる力」というカッコいいキーワードを伴って登場した最後の印籠「徳川慶喜の印籠」。カーマ打倒の切り札に見えて、結局は罠だった本アイテムですが、シナリオ的なデメリットのみであり、プレイの面ではメリットしかありませんでしたね。


追加された効果も、「チャージを3減らす」「ガッツ状態を付与(1回)」「NPを増やす(50%)」と強力なものばかり。ここまで来るとサーヴァントの宝具すら上回る超性能を発揮しています。特にこの効果で付与される「ガッツ状態」は、発動時HP全回復するのだから驚き。「孔明」や「スカサハ=スカディ」でできるNP50%増加を礼装で行えてしまうのも嬉しいですね。


最終強化となる「印籠スキル」のスキル名に関しても、1度は聞いたことがありそうな有名なものばかりです。平安時代後期より続いた武士による政権を、朝廷に返上した「大政奉還」や、江戸幕府本当の終わりである「王政復古の大号令」。そして、戦わずに江戸城を明け渡した「無血開城」。

この「無血開城」が行われたことにより、人口100万人を超える江戸の町が戦火にさらされることなく済んだのです。ちなみに、「無血開城」は勝海舟&西郷隆盛が主役として知られています。この2人がサーヴァントとして召喚され大奥に同行していれば、強力な特攻効果が望めたかもしれませんね。


強力な「印籠スキル」を通して、徳川将軍家の力を体験できた「徳川廻天迷宮 大奥」。今回のイベントで、大奥や徳川将軍家に興味を抱いたという方もいるかもしれません。ゲームを通して歴史に詳しくなれるのも、『Fate/Grand Order』の良いところです。

こんな記事を書いたせいか、徳川の終わりを体験した直後に、その終わりに関わっていた英雄「坂本龍馬」の活躍する「ぐだぐだ帝都聖杯奇譚」が復刻開催されることに対して、何か感じてしまうものがあります。そして、大奥で株を上げたのに、帝都で株を下げようとしている僧侶がいることにも、何か感じるものがあります……三日天下とはこのことか。

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※筆者は、歴史にめちゃくちゃ詳しいというわけではありませんので、細かい点で間違った内容が含まれている可能性もあります。ご了承ください。

(C)TYPE-MOON / FGO PROJECT

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