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『レイトン教授と蒸気の新世界』初プレイ! 最新作で出会うナゾは? ルークの声は? 令和に蘇る“英国紳士”に感慨【TGS2024】

インサイド / 2024年9月27日 10時50分

2007年に幕を開けた『レイトン教授』シリーズは、思考力を刺激するユニークな謎の数々と、主役のレイトン教授や助手のルークをはじめとする、キャラクター陣の豊かな魅力により、大きな人気と支持を集めました。


しかし、シリーズの主な展開はほとんどが平成で、移植されたスマホ版や、主人公を交代した作品のバージョンアップ版などは出たものの、レイトン教授が主役の完全新作は、令和にまだ1本も出ていません。


その沈黙を破る作品となるのが、2025年に発売される『レイトン教授と蒸気の新世界』。作中で少し時間が経ち、レイトン教授とルークが久々に再開する物語が、この令和にいよいよ訪れます。


本作の発売に先駆け、「東京ゲームショウ2024」では世界初の試遊出店が行われました。その試遊版のプレイレポートを今回お届けします。


■世界観・キャラの魅力は健在! ルーク役・今田美桜の演技に期待大


プレイヤーにとっても久しぶりに出会う『レイトン教授』の世界は、プラットフォームがニンテンドースイッチに移ったこともあり、そのビジュアルは濃厚で厚みを感じました。


蒸気が発達した街並み、3Dで豊かに描写される登場人物、常に動きがある背景と、その世界観に早速引き込まれてしまいます。


レイトン教授とルークのビジュアルも進化し、鮮やかでより印象的になりました。一方で、その立ち姿や振る舞いは、プレイヤーの記憶にあるふたりのまま。新しいけど懐かしい、という言葉がぴったりです。


レイトン教授の声は、大泉洋さんが続投。落ち着きと優しさを感じさせる演技が、今回も健在です。ルークの声は、事前に発表済みですが、これまで担当していた堀北真希さんが引退された影響で担当が変更。本作では、今田美桜さんがルークの声をあてています。


事情があるとはいえ、以前から堀北さんの声に慣れ親しんでいたファンにとって、変更は小さな問題ではありません。そのため、美桜さんがルークをどのように演じるのかが、大きく注目されていました。


PVなどですでに演技の一端を見せていますが、実際にゲームを遊んだ時に印象が変わる場合も少なくありません。この点は筆者も気になっていたので、試遊台に設置されたヘッドフォンを着け、その声に集中して聞いてみました。


声の印象は人によって変わるため、あくまで筆者の感想になりますが、あのルークだと感じられる声が耳に飛び込んできます。声質自体が近いのかもしれませんが、個人的には過去作のルークの“演技”に、美桜さんが意識して寄せているような印象を受けます。


作中で時間が経過していることもあり、「ちょっと成長したルーク」の声として違和感なく聞くことができた。それが、今回の率直な感想です。人によって受け取り方に差があるかと思いますが、製品版への期待を抱かせてくれるに十分な演技でした。





■令和に蘇る『レイトン教授』のナゾトキに初遭遇


キャラクターの魅力を味わった後は、もうひとつの核である「ナゾトキ」に迫ります。試遊時間の関係から、今回はひとつのナゾに触れました。


まず、四角の中に3本の線が縦と横に交わり、中に16個の四角がある図が提示されました。いずれも正方形ですが、その戦が交わる地点や四方の角のいくつかに、点が置かれています。


どうやらこの図は基盤を模しており、点を結んで配線する必要があるとのこと。ちりばめられた点を3つ繋ぐとひとつの配線になり、その配線を4本用意しなければなりません。


しかも配線にはルールがあり、「3つの点を直角に結び、L字の線にする」「他の点をまたいではいけない」「ほかの配線と最低1箇所は交差させる」といった条件が。


製品版とは異なる試遊とはいえ、最初に出会うナゾにしては、なかなかの難易度です。ひとつずつ試していけば、いずれ答えにたどり着くかもしれませんが、今回は時間制限のある試遊。総当たりで挑むのは、得策ではないでしょう。


L字の配線を作ること自体は簡単ですが、適当に結ぶと、4本目がL字にならないことも。また、「最低1箇所は交差」という条件が厄介で、その条件を全て満たそうとすると、なかなか上手くいきません。


結局筆者は、5分ほど時間をかけてようやくクリア。慣れている人ならもっと早く済んだことでしょう。「ひらめき力」の低下が悔しいばかりです。


そんな個人的な感情とは別に、ナゾトキの質自体は十分高く感じました。まだ一例だけなので、全体のレベルには当然言及できませんが、一目で分かるほど簡単ではなく、試行錯誤で解くこともできれば、ひらめき次第ですぐにクリアできそうな絶妙なバランスも感じられます。


本作のナゾは、様々なメディアでも活躍している「QuizKnock」が担当しています。その実績はいうまでもありませんが、コンピューターゲームでその手腕をしっかりと発揮してくれることでしょう。ナゾトキの面も、製品版が楽しみです。




限られた試遊でしたが、時間以上に濃密なプレイ体験となりました。気になっていたルークの声やナゾトキに触れ、その結果本作への期待が高まっています。この試遊プレイは一般開放日にも行われるので、その魅力にいち早く触れたい人は、当日会場に足を運んでみましょう。


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