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『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』って“何が借りられる”の?“どんな風に使える”の?「古びたベッド」の使いやすさはMVP級

インサイド / 2024年9月27日 17時30分

シリーズ最新作『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』が、2024年9月26日に発売されました。本作は、ゼルダ姫を主人公に据え、様々なモノを借りて使う「カリモノ」という新たなゲーム性を備えた作品です。


しかし、「借りて使う」と言われても、あまりピンと来ない人もいるはず。そこで、ゼルダ姫はどんなものを借り、どのように使うのか。実際にプレイして得られた経験をもとに、「カリモノ」で使えるものと使い道の一例をお届けします。


待ち受ける本物の冒険を、「カリモノ」で立ち向かうゼルダ姫。そのユニークなゲーム性の一端をご覧ください。なお、ネタバレを考慮し、序盤で使える「カリモノ」に絞って紹介します。


■冒険を助けるアイテムが「家具」!?◆「テーブル」


ゼルダ姫の「カリモノ」の歩みは、「テーブル」から始まります。テーブルと一口に言っても様々なものが思い浮かびますが、作中で最初の「カリモノ」は、低めの「テーブル」です。


ローテーブルなので派手さはありませんが、活躍まで地味だと思ったら大違い。さほど高くないため、ぜルダ姫のジャンプだけで乗ることができます。


この「ちょうど良さ」が的確で、あとちょっと足りない時はテーブルをひとつ、もう少し高いところへ行きたい時はひとつ+2段重ねで階段状にするといった具合に、「カリモノ」の基本を教えてくれる名バイプレイヤーといえます。


◆「木箱」


「木箱」も基本的ながらいくつかの特徴を持つ「カリモノ」です。高さがあるので直接ジャンプでは乗れないものの、「テーブル」と組み合わせば階段に。また、さほど重くないので、ゼルダ姫でも持ち上げることが可能です。


そのため、投げつけることができるほか、火を点ければ燃えたり、水の上におけば浮いたりと、いくつかの特性を持っています。正解がひとつだけではないゲームなので、それぞれの特性を理解し、ユニークに攻略する瞬間がたまりません。


◆「ハイラル城のツボ」


「ハイラル城のツボ」は、敵との駆け引きに有効です。「カリモノ」の状況にもよりますが、戦うだけが道ではありません。この「ハイラル城のツボ」を持ち上げて投げると、大きな音を立てて割れてしまいます。


その音が敵の注意を引くため、自分がいる位置から遠くの方に投げて割れば、敵の関心が移り、その間に交わして進む……といった切り抜け方も楽しませてくれるのです。


◆「ツボ」


「ツボ」と「ハイラル城のツボ」ってほぼ同じでは、と思う人もいることでしょう。しかし、その役割は明確に異なります。なんとゼルダ姫は、「ツボ」の中に隠れられるのです。


しかも「ツボ」に入りつつの移動も可能なので、時に隠れ、時に移動するといった立ち回りもできます。もちろん、普通に移動するほうが速いので、状況に合わせたチョイスが大事です。


◆「古びたベッド」


「古びたベッド」という名前から、あまり良い印象を受けないかもしれません。しかし要所での役立ち度合いは、序盤の中でも飛び抜けている「カリモノ」です。「古びたベッド」同士は半分ずらして乗せられるため、ひとつで1段分稼げます。また、縦に長いため、谷間の向こうに渡りたい時、距離が稼ぎやすくて助かりました。


さらに、置いた「古びたベッド」に寝ることもできます。ただ横になるだけでなく、HPの役目を果たす「ハート」が回復できる優れモノ。携帯型ハート回復装置としても役立ってくれるのです。


このほかにも、水の上にも浮くので、川向うの高台を目指すのにも便利だったりと、様々な場所で活躍する優れモノの「カリモノ」でした。長い分、狭い場所で使うには向いていませんが、「カリモノ」は借り放題なので、「古びたベッド」のように明確な長所を持つ方が使いやすくて助かります。





■「自然物」だって、ゼルダ姫の助けになります!


◆「重い岩」


家具のような人工物だけでなく、自然界にそのまま存在するモノも「カリモノ」の対象になります。分かりやすいのが、大きくそびえたつ「重い岩」でしょう。自然の力をこれでもかと感じさせるフォルムです。


重く固いので、邪魔な木箱に上に置いて水中に沈めたり、落として攻撃したり何かを壊したりと、直球的な使い方も多い「重い岩」。個人的には、槍モリブリンの投擲を「重い岩」で防いだ時、「おおっ」とテンションがちょっと上がりました。


◆「石」


こちらも自然物全開な「石」。サイズ的には岩と呼んでいいレベルですが、ゼルダ姫の認識としては石レベルなのでしょう。主人公だけあって、かなりの頼もしさです。


最も分かりやすい使い方は、魔物に向かって投げつけること。多くのプレイヤーが、この攻撃で魔物と戦ったことがあるのではと思うほど、分かりやすく直接的な使い道です。「ZL注目」で魔物をロックオンできるおかげで、投げても当てやすいのも使いやすいポイントのひとつです。


◆「観葉植物」


多少人の手が入っていますが、メインは自然物な「観葉植物」。日常的な用途では眺めて使うものですが、本作ではゼルダが乗れるくらいの強度があり、高さのある足場として使えます。


ゼルダ姫のジャンプだけでは乗れないので、足場を埋めたり、他の「カリモノ」と組み合わせて使うことも。また、しっかりとした作りなので、風を遮るような使い方も。


◆「肉」


直接自然界に発生するわけではありませんが、見た目的に加工されているわけでもなく、自然の一部だろうと解釈してこの項目で紹介します。この「肉」は人間も食べられそうな見た目をしていますが、本作では一部の魔物を惹きつける効果があります。


「肉」に群がる槍モリブリンを横目に、その場を切り抜けるといった使い道が王道でしょう。一方で、ゲル状の魔物である「ゾル」など、まったく見向きをしない魔物もいるので、使いどころが肝心です。





■魔物だって借りられちゃう!


◆「ゾル」


本作では、倒した魔物も「カリモノ」の対象になります。呼び出した後、魔物と戦ってくれる頼もしい「カリモノ」です。「ゾル」は最初に借りられる魔物なだけあって、強さ的にはもどかしいところもありますが、敵の「ゾル」1体に対して、こちらは「ゾル」を3体出して、数の暴力で圧倒するムーブなどは、利便性とは違う興奮をちょっと覚えます。


◆「キース」


こうもりのような魔物の「キース」は空を飛んでおり、敵に向かって急降下攻撃を繰り出します。空中にいるため、戦う魔物によっては相性的に有利な立ち回りも可能です。また、「カリモノ」の魔物は持ち上げられますが、「キース」を持ち上げたまま飛び降りると少しだけ空を飛べるので、攻撃以外にも役立つ「カリモノ」です。


◆「バウンジロー」


ゼルダ姫は「カリモノ」で戦うことが多いので、アクションにどうしても1動作が入りがちです。そのため、見つけた敵に突進する「バウンジロー」のように素早い敵は、ちょっと厄介な存在ですが、「カリモノ」でその突進力を活かすことができるのは嬉しいポイント。手ごわさが「カリモノ」で頼もしさに転じる楽しさも、本作ならではでしょう。


◆「キャンゾル」


見た目は白いゾルですが、頭の上に火をともしている「キャンゾル」。動作が遅いので、直接攻撃にはあまり向いていなさそうですが、草や木箱などを燃やすことができるのが強みのひとつ。行く手を阻む「木箱」を燃やせるのはもちろん、潜んでいる「魔物」を草むらごと焼き尽くすといった使い方もお勧めです。


◆「ロープ」


「ロープ」はヘビのような見た目をしており、攻撃時に間合いを一気に詰めてきます。「バウンジロー」同様、油断しているとダメージを食らいがちですが、「カリモノ」で複数呼び出し、一気に襲い掛からせる瞬間はなかなか爽快です。背丈が低いので、掻い潜れるのもポイントでしょう。


◆「槍モリブリン」


他の作品で散々戦い続けてきた「槍モリブリン」も、本作なら頼もしいしもべとなります(もちろん、敵としても出てきますが)。槍を投げて攻撃するのでリーチ的にも強みがあり、高い場所にも槍が届きます。役立つのはもちろんですが、ゼルダ姫が「槍モリブリン」を使役するという絵面がなかなかに衝撃的で、一見する価値もあります。




今回紹介した「借りられるもの」と「その使い道」は、あくまでほんの一部です。「カリモノ」の対象は冒険を進めていくと次々に増えていきますし、「カリモノ」同士を組み合わせて難局を意外な方法で打破することもできます。


「王道の答え」だけでなく、自分なりの解決法が見つけられる『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』。その楽しさの一端を紹介しましたが、ちょっとでも気になるのであれば、プレイをぜひご検討ください。


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