ホロライブ「沙花叉クロヱ」が2025年1月末をもって卒業へ―理由は「会社との方向性の違い」や「稼働量が多い（体調が悪すぎる）」ため

VTuberグループ・ホロライブ所属の「沙花叉クロヱ」さんが11月29日、ホロライブからの卒業を発表しました。2025年1月末をもって卒業となります。

◆卒業理由は「会社との方向性の違い」や「稼働量が多い（体調が悪すぎる）」ため

沙花叉クロヱさんは、ホロライブ6期生こと「秘密結社holoX」の一員として2021年11月にデビューしたVTuber。ファンからは「さかまた」の愛称で親しまれています。

卒業する一番の理由は、ホロライブ以外の形でやりたいことが見つかったからとのこと。沙花叉さんとホロライブの方針がずれてきており、自分の本当にやりたいことができなくなってきていると説明しています。

もう一つの理由は「稼働量が多いこと」。通院が必要なレベルで体調を崩しており、連絡や収録に毎日追われているとのこと。喉も常に悪く、とにもかくにも「体調が悪すぎてヤバい。ストレス症状とかも凄い」とのこと。

マネージャーをはじめホロライブも頑張って調整してくれているものの、「どうしてもこれだけは」という仕事が多く、この仕事が個人的に辛かったとのこと。ホロライブとは本当にたくさん話し合ったうえで、沙花叉さんの今後の個人活動についても、ホロライブは応援してくれているといいます。

また、正しくは「卒業（配信活動の終了）」であり、今後もしかしたら「沙花叉クロヱ」としてリスナーの目に触れる可能性もあるそう。ここは沙花叉さんも詳しくは分かっておらず（説明されたものの、あまり覚えていないそう）、また「ただし、リスナーが期待するようなことがあるかといえば、ないと思う」とも説明しています。

◆卒業の新たな形、「配信活動終了」という形に（11月29日22時20分追記）

なお今回の発表にあわせて、ホロライブプロダクションはタレントが離れる際（いわゆる「卒業」）の1つの対応として、新たに「配信活動終了」を設けると発表しました。

これは原則として「卒業」の1つの形であることに変わりはないものの、その上で、将来のプロジェクトにおけるプロダクションの思いと、タレントの意思の合意によって、偶然タイミングの合った卒業生が母校に顔を出すかのように、今後も限定的な形での活動を届ける機会を願う取り組みだといい、今回の沙花叉さんもこの「配信活動終了」に該当します。