【LinuxTutorial】Debian が SPARC サポートを取りやめ、Ubuntu が Linux 3.13 カーネルサポートを公約、第2の Heartbleed を防ぐ「Core Infrastructure Initiative」

インターネットコム / 2014年5月1日 8時30分

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【LinuxTutorial】Debian が SPARC サポートを取りやめ、Ubuntu が Linux 3.13 カーネルサポートを公約、第2の Heartbleed を防ぐ「Core Infrastructure Initiative」

1. Debian 8.0「Jessie」が SPARC サポートを取りやめ

Linux の主なターゲットは x86 アーキテクチャ。だが、Linux はその他のプラットフォームも サポートしている。その1つには、Sun/Oracle による「SPARC」も含まれている。

Debian は1999年3月から、SPARC をサポートし続けてきた。だが、2014年中にリリースが予定されている Debian 8.0「Jessie」では、これが変化するかもしれない。

4月26日、Debian 開発者の Phillip Kern 氏は、SPARC サポートが Debian のテストブランチから削除されたと発表した。ポーティング担当者のコミットが取れないこと、安定性に欠けていることがその理由だという。

だが、SPARC が Debian のスコープから完全に外れてしまったわけではない。Kern 氏は次のように書いている。

「SPARC の運命は、未だ決定したわけではない。人々が SPARC に取り組むとコミットしなければ、削除される」

2. Ubuntu が Linux 3.13 カーネルサポートを公約

Ubuntu は、アップストリームの Linux カーネル開発に関しては、批判を受けてきた。これには変化の兆しが見える。Ubuntu 開発者が、Linux 3.13 カーネルのメンテナンスを約束したのだ。

Linux 3.13 カーネルは4月22日、メンテナーである Greg Kroah-Hartman 氏の手を離れた。だが Linux 3.13 は、5年間の長期サポートを提供する Ubuntu 14.04 LTS のカーネルとして採用されている。Ubuntu 開発者は、Linux 3.13 カーネルを今後数年間はサポートする必要があるのだ。Ubuntu 開発者の Kamal Mostafa 氏は次のように述べている。

「Ubuntu カーネルチームは、Greg KH 氏が手放した 3.13.11 のメンテナンスを引き継ぎ、Linux 3.13 カーネルの拡張サポートを2016年4月まで提供することをお知らせする」

3. 「Core Infrastructure Initiative」

OpenSSL に発見された「Heartbleed」脆弱性は、コアなオープンソースプロジェクトが資金調達で問題を抱えていることを浮き彫りにした。

Linux Foundation の Jim Zemlin 氏がこの問題の解決に乗り出した。同氏は、大手企業が共同で資金援助を実施する「Core Infrastructure Initiative」プロジェクトを発足させている。
 Core Infrastructure Initiative は、オープンソースプロジェクトや開発者を支援するために、すでに300万ドル以上の資金を調達している。

Sean Michael Kerner は、eWeek および InternetNews.com の主任編集者。

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