「CoreOS」がベータ到達 ― Docker コンテナ型仮想化に最適化された新たな Linux ディストリビューション

インターネットコム / 2014年5月12日 15時0分

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「CoreOS」がベータ到達 ― Docker コンテナ型仮想化に最適化された新たな Linux ディストリビューション

CoreOS プロジェクトは5月9日、同 OS のベータ版をリリースした。 利用者に対し、Docker コンテナ型仮想化に特化した OS を提供している。

Docker は、オープンソースのコンテナ型仮想化技術。Red Hat や Ubuntu など、複数の Linux ディストリビューションがすでにサポートを表明している。CoreOS が目指すところは、Docker コンテナに最適化された Linux OS を提供することだ。CoreOSは、投資企業 Andreessen Horowitz と Sequoia Capital から資金を受けている。

CoreOS の CEO である Alex Polvi 氏は eWeek に対し、同氏はシードラウンドの資金調達に成功していると述べた。だがその調達額については公表されていない。CoreOS は2013年8月にアルファ版を公開した。

Polvi 氏は、CoreOS にはコンテナ型仮想化運用に向けた独自機能が搭載されていると述べた。

「CoreOS は、Docker コンテナ運用向けの、スリムで軽量な OS だ。CoreOS はクラスタリングをサポートしており、企業はフォールトトレラントな分散サーバー環境を構築できる」

CoreOS は、2つの root ファイルシステムで高可用性を提供する。システムアップデートが必要になったとき、アップデートは現在稼働していない root ファイルシステムに適用される。このシステムは、「ダブルパーティション」アプローチとも呼ばれている。

「ダブルパーティションアプローチにより、稼働中のシステムに影響を与えることなく、システムアップデートを適用可能になる。アップデートしたパーティションはリブートが必要となるが、もう1つのパーティションは稼働を続けるので、アップデートに問題があった場合でも対応できる」

クラスター配備では、同じホスト OS の複数ノードが同時に稼働する。アプリケーションは、クラスターの別ノード上で運用を継続できるので、ホストノードの1つをリブートで安全にダウンさせることが可能だ。

「このようなアプローチは、例えば Google のように、ソフトウェアがアプリケーションがどこで稼働するかを管理する、大規模なサーバー配備で取られている。我々が CoreOS で採用したのは、そのようなアプローチだ」

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