Mark Shuttleworth 氏が OpenStack を語る―「70%近くの OpenStack パブリッククラウドが Ubuntu 上で稼働している」

インターネットコム / 2014年5月14日 12時0分

写真

Mark Shuttleworth 氏が OpenStack を語る―「70%近くの OpenStack パブリッククラウドが Ubuntu 上で稼働している」

Ubuntu 創始者である Mark Shuttleworth 氏は、OpenStack の普及に情熱を持つ人物でもある。現在米国アトランタで開催中の「OpenStack Summit」で Shuttleworth 氏は基調講演を行い、OpenStack 関連の多くの新技術を披露した。

Shuttleworth 氏によれば、「70%近くの OpenStack パブリッククラウドが Ubuntu 上で稼働している」という。

Shuttleworth 氏は基調講演の壇上で、OpenStack のライブデモを実施した。ここで Shuttleworth 氏が強調したのが、クラウドデプロイを容易にするオーケストレーションシステム「Juju」だ。Juju は2011年にリリースされた Ubuntu 11.10 でデビューしている。

Shuttleworth 氏は、IBM が Canonical とパートナーシップを組み、Juju テクノロジー開発に取り組んでいることを明かした。このパートナーシップには、IBM ソフトウェアが Juju とシームレスに動作可能にすることが含まれている。

IBM と Canonical は「OpenStack Heat」と Juju の統合でも協働する。Shuttleworth 氏は、Heat はインフラのオーケストレーションに適しており、Juju はアプリケーションのオーケストレーションに優れていると説明した。

Shuttleworth 氏は、Juju が Ubuntu 以外の Linux ディストリビューションを含む、クロス Linux オーケストレーションを実現しつつあることも明かした。そのディストリビューションの1つは、「CentOS」。CentOs は、Red Hat Enterprise Linux のコミュニティ版であり、企業向け Linux サーバー市場における Ubuntu のライバルでもあるシステムだ。

Canonical はまた、「Ubuntu Landscape」管理システムと Juju の統合も進めつつあるという。Ubuntu Landscape は、GUI を利用したクラウドのデプロイと管理を可能にするツールだ。Shuttleworth 氏はこのデモで、AMD SeaMicro サーバー上にリアルタイムで OpenStack クラウドをデプロイして見せた。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
インターネットコム

トピックスRSS

ランキング