Google、「同性愛」がらみの検索を制限?--それとも単なる不具合?

インターネットコム / 2014年6月16日 21時40分

写真

Google、「同性愛」がらみの検索を制限?--それとも単なる不具合?

検索エンジン最大手の米国 Google で、特定の日本語キーワードを入力すると、検索結果が不自然に少ないという問題が注目を集めている。「同性愛」「ゲイ」「レズビアン」など社会的少数者(マイノリティ)に関する単語も含まれ、単なる不具合か、意図的な除外か判断がつきかねるまま、ソーシャルメディアでは憶測が飛び交う状況だ。

■意図的な除外?単なる不具合?

この問題については、6月上旬から徐々にうわさが立ちはじめた。一部の IT ニュースサイトは「ロリ(ロリータコンプレックス:少女性愛)」というキーワードにこだわり、検索結果が非常に少ないとして幾度か報道している。

一方、ソーシャルメディアでは、例えば「中学生」「未成年」などと「同性愛」「ゲイ」「レズビアン」といったキーワードを組み合わせると、検索結果が非常に少ない点に疑問の声が挙がっていた。

この現象は Google 検索の「セーフサーチ」を「オフ」にした状態で発生する。例えば「未成年+ゲイ」と入力した場合、検索結果の最初のページでは80万件以上の情報が見つかったと表示があるが、2ページ目に移ろうとすると10数件しかないと表示が切り替わる。検索結果の末尾にある「ここから再検索してください」というリンクを選ぶとやや検索結果が増える場合もが、やはり非常に少ないことに変わりはない。

通常、Google では検索結果のうち上位1,000件までを表示する仕様になっており、たいてい数百件の結果を閲覧できる。

児童ポルノ(CAM:児童性虐待記録物)に該当する情報を除外しているのではないかという指摘も出たが、Google では CAM を検索結果から除外した場合、その旨を「このページから児童虐待の可能性のあるコンテンツを削除しました」としてリンクとともに表示する。

■ LGBT を明確に支持する Google

しかし未成年と同性愛にからむ検索結果の奇妙な少なさが Google による意図的な除外なのかどうかについては、ソーシャルメディア上でも半信半疑、といった反応が多い。

というのも、Google は「LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)」の運動を明確に支持しているからだ。例えば LGBT というキーワードで検索すると、その運動の象徴である「レインボウフラッグ」の帯が検索結果にあらわれる。 これは LGBT への敬意の印だ。

また同社は2月のソチオリンピックに際し、ロシアの「反同性愛法」と呼ばれる法律に抗議するため、サイトトップをレインボウフラッグで飾ったこともある。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
インターネットコム

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング