結局どこの「iPhone 6」が一番安いの?機種変・MNP で KDDI が優位

インターネットコム / 2014年9月19日 0時40分

いよいよ「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」が発売される。画面が大きくなり、プロセッサが強化されたほか、キャリアアグリゲーション(CA)や Voice over LTE(VoLTE)が利用可能となり、対応する通信方式と周波数帯も増えるなど、既存の iPhone ユーザーでも思わず「買い換えたい」と感じる魅力的な新モデルになった。NTT ドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルも人気機種になると予想し、いずれも旧端末の下取り金額や割引キャンペーンなどでしのぎを削っている。競争はありがたいものの、3社ともギリギリの条件を提示しているせいか横並びで違いが分かりにくい。

そこで、iPhone 6/6 Plus の購入条件はユーザーによって千差万別だが、購入パターンを「iPhone 5s(16GB 版)所有者が機種変更または MNP で iPhone 6(16GB 版)へ移行」する例だけに絞り、2年間に支払う金額を計算してみた。通信データパケット量は月 5GB を目安に、記事執筆時点で2年間の総支払額が安くなる料金プランを選んだ。

計算結果は以下の通りだ。

記事の冒頭で「横並び」と書いたが、購入パターンを固定して計算すると大きな差が生じていた。総支払額を比べる前に、計算に使った数字のうちポイントとなるものを簡単に解説しておこう。

まず、iPhone 5s は1年前に発売されたモデルであるため、現在のユーザーはどのキャリアからの MNP 転出でも税抜き9,500円(税込だと1万260円)の解約金が課される。機種変更の場合は、定期契約を継続する形にして解約金の発生を避けた。

iPhone 5s の下取りは3社とも行う。下取りといっても下取り金額の“相当額”をドコモは「ドコモポイント付与」、KDDI は「購入金額の割引」「au WALLETチャージ」、ソフトバンクは「利用料金の割引」で還元するので、使い勝手はキャリアによって異なる。

表全体を見ると、KDDI への MNP 転入時の月額基本料「無料」が目立つ。これは、転入者向けキャンペーン「au にかえる割 Plus」を適用すると「LTEプラン」の月額基本料934円(税抜き)を最大24か月にわたって無料にできる効果だ。

それでは、2年間の総支払額だけを見やすく整理した表を示そう。

結果は一目瞭然で、機種変更も MNP 転入も KDDI がもっとも安かった。一方、3キャリアのなかで旧料金プランの選べないドコモがやや高め。

特に差が開いたのは、ドコモの契約者がドコモ内で機種変更した場合の19万944円と、KDDI へ MNP 転出した場合の11万3,940円。KDDI へ MNP すると約8万円節約できる。

なお、今回の計算は購入パターンを1種類だけにして行ったもので、購入する端末のモデルや既存契約の残期間などによって結果は大きく変わる。検討の起点となる基本的な購入パターンとして参考にしてほしい。

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