盗まれたら自壊する!-- セキュリティに特化した業務用タブレット、Intel(インテル)出資のエンパシが開発

インターネットコム / 2014年9月26日 12時0分

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盗まれたら自壊する!-- セキュリティに特化した業務用タブレット、Intel(インテル)出資のエンパシが開発

普段は店頭の決済端末として機能するが、盗難時にはデータを自動消去し、さらにはハードウェアそのものを自壊させられる。そんなセキュリティ重視の業務用タブレット「EM10」「EM08」が登場した。Intel Captital(インテルキャピタル)が出資する日本企業、エンパシが開発した。
 

■開発元は Intel Capital 出資の SaaS 企業

エンパシは、2000年に設立。POS システムなどをクラウドサービス上に構築、運営する SaaS(Software as a Service)を手掛けてきたが、新たに SaaS と連携する端末開発にも乗り出した。

2014年9月25日にはその完成品である10.1型「EM10」、8型「EM08」の発表会を開催。同社の東佳弘社長が登壇し、概要を紹介した。

EM10/EM8 は、OS に「Windows Embedded 8.1」、CPU に「Intel Atom E3825」を搭載。 Intel 傘下の McAfee による組み込みセキュリティシステム「McAfee Embedded Control」も採用する。またほとんどのデータやアプリケーションを、米国 Microsoft(MS)のクラウドサービス「Windows Azure」上で管理する。

一般向けタブレットに機器、アプリを追加するモバイル POS に比べ、情報漏洩(ろうえい)に対する安全性に優れる。一方で OS に Windows を使うため決済専用端末に比べ拡張性が高いという。

発表会には Intel 日本法人の平野浩介常務執行役員も出席し、ハードウェア、ソフトウェア、資本の面でエンパシおよび EM10/EM08 に協力していると語った。続いて MS 日本法人の伊藤かつら執行役も登壇し、EM10/EM08 による Windows Azure の活用に期待を示した。
 

■ NFC・FeliCa・磁気ストライプに対応したマルチカードリーダ

EM10/EM08 はモバイル POS として幅広い決済方式に対応している。接触 IC、非接触 IC、磁気ストライプカードを読み取ることができ、さらにカメラをバーコードリーダとして使うことが可能。

非接触 IC については NFC、FeliCa、Mifare の各規格に準拠。「Visa payWave」「MasterCard PayPass」などさまざまなサービスが利用できる。将来的には米国 Apple の 「Apple Pay」にも対応可能という。

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