SEO 外部リンク分析を行う時に大切な2つの心構え

インターネットコム / 2014年11月5日 8時30分

● 外部リンクとコンテンツ、どっちが重要?

手段を選ばずに外部から多くのリンクを獲得したり、中身が空っぽで薄っぺらな情報ばかりを集めた Web サイトよりも、ユーザーに有益で、役立つ情報を提供している Web サイトを検索上位に表示できるような、そんな検索技術を開発しよう --- これが直近3年間に Google が実現したいと願う、自然検索結果画面のあり方に対する考え方の1つである。

いわゆる「ペンギン」「パンダ」といった動物の名前がつけられた一連の検索アルゴリズムの更新が、それの取り組みを表す一例であるが、ともかく、こうした流れの中で SEO 業界では「リンクからコンテンツへ」といった流行が加速し、SEO 担当者もコンテンツマーケティングに関心を持つようになった。

ところで「リンクからコンテンツへ」と聞くと、あぁ、もうリンクは不要なんだ、これから SEO で大事なのはコンテンツなんだと捉えてしまいがちであるが、それは間違いである。正確には「リンクも重要だし、それを得るために『も』コンテンツは重要である」と理解すべきことである。

なぜか。第1に、インターネット検索技術において Web ページの重要性や信頼性を推し量る"ものさし"(手がかり、シグナル)として、リンクの分析は依然として重要だからである。その肝心のコンテンツの品質を判定するためにも、結局はリンクという"ものさし"なしには不可能である。また Web ページやコンテンツの関連性や信頼性、重要性、権威性など、インターネット全体あるいは検索クエリに依存する数々の評価を行う上で PageRank に代表されるリンク分析アルゴリズムは、必要なのである。

どちらかというと、Google はその「ものさし」をより効果的に活用するようになった、同時にそのデータをより効果的に活用する道を今も模索し続けている、という方が適切だろう。ちなみにライバルの Bing もリンク分析は使っている。世界での例外は、一部の検索クエリの検索順位決定時にリンクを使わなくなった、ロシアの Yandex(ヤンデックス)程度だ。

第2の理由は、そのリンクとコンテンツとの関係性だ。今日の Google 自然検索結果において、安定して検索上位に表示されるようにするためには、「ある領域や分野においてよく名前が知られており、ユーザーからも支持されるような Web サイトを構築する」すなわち、インターネットでのサイトの信頼や評判を構築するオンライン・レピュテーション(Online Reputation)という視点で取り組みをすることが望ましいのだが、これを実現するために現場担当者が行わなければならないことは、つまるところ「自然リンクを獲得する」、自然と周りのユーザーや Web マスターがリンクを張りたくなるような、そんな Web サイト作りを心掛けよということである。

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