アマゾン、LINEを排除―スマートスピーカー戦争でようしゃない一手

インターネットコム / 2017年11月16日 18時15分

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Clova WAVEの店頭販売イメージ

スマートフォンの次に大流行するともいわれる「スマートスピーカー」。さまざまな大企業が参入し、競争は熾烈だ。自らもスピーカーを出しているAmazon.co.jp(アマゾン)はライバルであるLINEの製品を売り場から削除してしまった。

スマートスピーカーは家庭のリビングなどに置くと、音声で話しかけるだけでインターネット検索をしたり、音楽を再生したり、スケジュールを確認したりできる便利な機器。スマートフォンと異なり手や視界をふさがず操作しやすく、家事などをしながらの「ながら」作業に便利だ。

将来性を見込んで、国内外の大企業が製品を開発しており、アマゾンは「Amazon Echo」、LINEは「Clova WAVE」などをそれぞれ作った。

Clova WAVEは当初、アマゾンのショッピングサイトでも購入できたが、ライバルであるAmazon Echoの国内販売について正式発表があった11月8日、予告なく商品ページが消滅し、1週間あまりが経った16日時点でも復旧していない。

周知の通りインターネット上でアマゾンの存在感はきわめて大きく、多くの人は通販で何かを買おうと考える際たいてい頭に思い浮かべる名前だ。LINEも重要な販路と位置付けており、販売再開にこぎつけるべくアマゾンと協議する意向だが、いまだ解決の見通しは立っていない。

もちろんClova WAVEの注文が完全に不能になっている訳ではなく、直販サイトや楽天市場では従来通りの販売が続いており、さらに11月17日からはノジマ、ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、ヨドバシカメラの362店舗とそのショッピングサイトも取り扱いを始める予定。

しかし年末商戦も近づくなか、LINEにとってやや悩ましい状況であることは確か。またスマートスピーカーは今後もClova WAVEに限らずさまざまな企業のモデルが登場すると見られるが、ものによってはアマゾンでは買えないという事態が頻発するとすれば、これから色々な製品を比べたうえで買いたいと考えている人などにとっても、いささか不便だ。

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