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【雨の日どう過ごす?】雨音をBGMに読書はいかが?おうち時間が豊かになる、おすすめBOOKをご紹介

isuta / 2021年5月29日 20時0分




雨でなかなかお出かけができないなら、おうち時間を思いっきり充実させてみませんか?


isutaは“梅雨にまつわるコンテンツ”連載を通して、どうしても憂鬱になりがちな梅雨をおしゃれに、かわいく、しあわせに乗り切るヒントをお届けします。





第3回目となる今回は、おうち時間を充実させてくれる、おすすめの本をご紹介。


ライトに読める漫画から、じっくりと世界観に浸りたい長編小説まで、幅広くピックアップしました。おうち時間の過ごし方に迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!


「おひとり様物語」谷川史子





ひとりで立てる、わたしでありたい──。 彼氏がいるけど微妙な関係に疑問を感じているOL、夫に距離を感じている既婚女性、彼氏ナシ独身 etc. 色々な形の“おひとり様”を描いた共感必至の大人気オムニバス・シリーズ!(講談社「Kiss」HPより)



ひとり暮らしを満喫していたり、遠距離恋愛中だったり、恋人と同棲中なのにどこか寂しさを感じていたり…。さまざまな“おひとり様”を主人公に、オムニバス形式で描かれる漫画「おひとり様物語」。


著者の谷川史子さんは、「感情の動きを描かせたら右に出るものはいない!」と言える、まさに“心の機微の描写の達人”なんです。きっと「あぁ、この気持ちわかるなぁ」と、共感できるストーリーに出合えるはず。


現在は9巻まで刊行されていますが、1話完結型なので、気軽に楽しむことができますよ。


「つづきはまた明日」紺野キタ





母を亡くした藤沢杳(ふじさわはるか)は、妹の清(さや)と父と3人で暮らしている。叔母の里佳子や、隣家に引っ越してきた原田佐保たちと支え合いながら、触れ合いながら、兄妹は少しずつ成長していく....。心に響くとびきりのハートフル・デイズ!(幻冬社コミックスより)



じんわりと心があたたかくなる、「つづきはまた明日」。


小学生の兄弟の目線で描かれる日常がなんとも微笑ましく、色鮮やかで、気づけば物語の世界に入り込んだような気持ちに…。彼らの成長を見守りながら、「そういえばあの頃はこんな気持ちだったっけ」なんて、自分の思い出に立ち返ることもできるはず。


日々の小さなしあわせを思い出させてくれるこちらの漫画作品は、全4巻で完結しています。


「CRAZY FOR YOU」椎名軽穂





女子高育ちの天然おとぼけキャラの幸は、初めて参加した合コンでユキちゃんという男の子と出会い、ついに彼氏いない歴17年にピリオドが!?ノンストップ・ラブ・エモーション。(集英社コミック公式 S-MANGAより)



思いっきりきゅんきゅんしたいなら、ぜひこの作品を!「君に届け」で有名な椎名軽穂さんが描く「CRAZY FOR YOU」は、恋愛の楽しさも切なさも全部詰まった、まさに少女漫画の王道と言える作品です。


刊行されている単行本は全6巻。


この作品に登場するキャラクター“赤星くん”と、「君に届け」の“くるみちゃん”が奇跡の共演を果たす「君に届け-番外編~運命の人~」という漫画も刊行されているので、ぜひそちらも併せてチェックしてみてください◎


「路地恋花」麻生みこと





舞台は古都・京都。とある路地の長屋に暮らす「つくる人」――職人たちが紡ぐ、凛と美しく、詩情豊かな恋愛譚。製本屋、靴屋、美容師など、多様な「職」の細やかな描写も見事。芽吹き、色づき、艶やかに、京の路地に想いの花、咲く――。短編の名手・麻生みことが描く、恋愛連作最高峰!(講談社コミックプラスより)



「京都が好き」「ものづくりが好き」な人におすすめしたいのが、こちらの漫画作品「路地恋花」。


多種多様な「職」に就く人の、想いやプライド、夢が感じられる一作です。舞台として描かれる京都や、キャラクターたちの京都弁のセリフも魅力的で、旅行欲がむくむくと湧いてきちゃうかもしれません。


こちらの作品は全4巻で完結済み。作中に登場する1人にフォーカスした続編「小路花唄」も要チェックです。


「潔く柔く」いくえみ綾





ハルタとカンナは同じ団地に住む幼なじみ。高校1年生になった2人は、同じクラスの真山・朝美と仲良くなり、一緒にいて心地よい4人組になっていく。しかし彼らの間には、少しずつ友情とは異なる感情や秘密が生まれ始め…。(集英社コミック公式 S-MANGAより)



実写映画にもなった「潔く柔く」は、“ハルタ”という少年を中心に、さまざまな人の目線で描かれる、オムニバスのようで実はひと続きの物語。


時間軸を行ったり来たりしながら複雑に絡み合った世界線が描かれているため、相関図が欲しくなってしまうかも。でも、そんな繋がりがこの作品に深みを与えているんです。


いくえみ綾さんの作品といえば、セリフの言葉遣いがとってもリアルなのが特徴的。実際の話し言葉をそのまま落とし込んだようなセリフが多いので、作品の世界観をより近く感じることができますよ。


全13巻が刊行されている完結作品です。


「オルタネート」加藤シゲアキ





高校生限定のマッチングアプリが必須となった現代。東京のとある高校を舞台に、3人の若者の運命が、鮮やかに加速していく――。恋とは、友情とは、家族とは、人と“繋がる”とは何か。悩み、傷つきながら、〈私たち〉が「世界との距離をつかむまで」を端正かつエモーショナルに描く。(新潮社HPより)



直木賞や本屋大賞の候補にも選ばれ、第42回吉川英治文学新人賞を受賞した、加藤シゲアキさんの著書「オルタネート」。


高校生の恋愛、友情、夢、というとありきたりに感じられるかもしれませんが、その中心にあるのが“マッチングアプリ”というのがとっても斬新ですよね。現代ならではの題材がとても馴染みやすく、スルスルと物語の世界観に入っていけるはず。


青春のみずみずしさと、人間のリアルな部分を同時に味わえる一作です。


「島はぼくらと」辻村深月





母と祖母の女三代で暮らす、伸びやかな少女、朱里。美人で気が強く、どこか醒めた網元の一人娘、衣花。父のロハスに巻き込まれ、東京から連れてこられた源樹。熱心な演劇部員なのに、思うように練習に出られない新。

島に高校がないため、4人はフェリーで本土に通う。「幻の脚本」の謎、未婚の母の涙、Iターン青年の後悔、島を背負う大人たちの覚悟、そして、自らの淡い恋心。故郷を巣立つ前に知った大切なこと——すべてが詰まった傑作書き下ろし長編。(講談社BOOK倶楽部より)



数々の著作が映像化されている、実力派作家・辻村深月さんによる青春小説「島はぼくらと」。


空の高さや爽やかな潮風を感じられる情景の描写に、梅雨のどんよりした空気を忘れてしまいそうなほどです。その反面、小さな島ならではの、周りの人との距離感や、思春期だからこそ感じる息苦しさも丁寧に描かれていますよ。


青春の酸いも甘いも詰まった長編小説。最後の一文を読み終えたら、きっと爽快感が胸いっぱいに広がっているはずです。


「炉辺の風おと」梨木香歩





他の誰でもない、自分の生を生きていく。大転換の時――八ケ岳での山小屋暮らし、鳥や植物、小動物との交流から〈新たな日常〉を探る地球視線エッセイ。

毎日新聞「日曜くらぶ」連載の単行本化。(毎日新聞出版より)



こちらは、「西の魔女が死んだ」で有名な、梨木香歩さんのエッセイ「炉辺の風おと」。「毎日新聞」での連載が単行本化されたものです。


慌ただしい世間を離れて自分自身と向き合う梨木さんの、八ケ岳の山小屋での日常が、彼女らしい筆致で色鮮やかに描かれています。読んでいるうちに、外の雨を忘れてしまうかもしれません。


自分を見つめ直したい人や、繊細で柔らかく、美しい文章に触れたい人におすすめです。


「今より全部良くなりたい」福本敦子





Cosme Kitchen(コスメキッチン)の販売やPRとして活躍、のちに独立して、オーガニックコスメブームを巻き起こした立役者の福本敦子さん。日本におけるオーガニックコスメの黎明期から、福本さんは数多くのアイテムに触れてきました。

そんな彼女がセレクトした、延べ250点にも及ぶコスメを、本書ではすべて福本さん自身の言葉で解説。

2020年にはさらなるブームの拡大が予想されるオーガニックコスメの『決定版』とも呼べる1冊になっています。(PR TIMESより)



美容をもっと追求したいなら、福本敦子さんの「今より全部良くなりたい 運まで良くするオーガニック美容本」はいかがですか?


実際に福本さんが愛用しているオーガニックアイテムが紹介されているだけでなく、内面の美しさを再考できるようなメッセージも詰まっています。読み終わる頃には、タイトル通り「全部良くなりたい!」という思いでいっぱいになっているかもしれません。


鮮やかな表紙にも目を惹かれますよね。


「My Little New York Times」佐久間裕美子





NY在住20年のライター・佐久間裕美子が2017年7月5日から365日書き続けた日記を編集し、まとめた一冊。ドナルド・トランプの大統領就任をきっかけに激動するアメリカ、日本、世の中の流れへの思いと、その日常を描く。(版元ドットコムより)



「普通の小説やエッセイは読み飽きた」なんて方には、こんな本をおすすめします。ニューヨーク在住のライター・佐久間裕美子さんの1年間の日記をまとめた「My Little New York Times」。


1人の人間の目から見た小さな日常や、アメリカ・ニューヨークという大きな世界が淡々と描かれています。


他人の日記を読むことなんて、滅多にないですよね。エッセイともまた違う、あくまで“日記として”書かれた文体が、きっと新鮮に感じられるはずですよ。


本の世界にどっぷり浸かってみて

いかがでしたか?


雨で外に出られなくても、本を開けば広い世界が待っているはず。憂鬱な梅雨の時期、本の世界にどっぷり浸かって、感性を刺激するおうち時間を過ごしてみてはいかがでしょう?

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