爆速KingstonのDDR3 2666MHzモデルの性能は?「HyperX PREDATOR」を試す

ITライフハック / 2014年3月25日 17時0分

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『高速高耐久な2800MHzメモリーキット「HyperX PREDATOR」その性能に迫る!』ででも紹介しているように、メモリーメーカーKingstonがリリースしているHyperXシリーズで、PC向けのメインメモリー「PREDATOR」は、通常利用はもちろんのことオーバークロック動作にも耐える高性能かつ高耐久なメモリーモジュールだ。

同シリーズの中でも最上位モデルにあたる「KHX28C12T2K2/8X」は、メモリーモジュールを交換するだけで、既存のパソコン(PC)のパフォーマンスを向上させることができる。ただし、価格もそれなりにする。加えて手持ちのマザーボードが2800MHzという高い動作周波数まで対応していない場合もあるだろう。

そうした人でも「PREDATOR」が使えるよう2800MHzより低い動作周波数の製品が用意されており、価格も安く出費を抑えることができる。そこで今回は、2666MHzのメモリーモジュール「KHX26C11T2K2/8X」のパフォーマンスをチェックしてみた。

■Intel XMP対応!BIOSで簡単クロックアップ
「PREDATOR」には、2800MHz / 2666MHz / 2400MHz / 2133MHz / 1866MHzと、動作周波数の異なる5つのラインナップが用意されている。今回の「KHX28C11T2K2/8X」は、最上位モデルではないが、それでも2666MHzという高いクロックで動作する製品だ。

マザーボードが2800MHzのメモリーモジュールに未対応であれば、2800MHzの製品を購入しても、オーバークオリティになってしまう。その1つ下となる「KHX26C11T2K2/8X」は、高性能とお買い得感を両立させた製品というわけだ。
「HyperX」のパッケージ。2枚1組となっている。

「HyperX」のパッケージ。2枚1組となっている。

メモリークロック以外の基本的な性能は、上位モデルの2800MHzと基本的に変わらない。Intel XMP(eXtreme Memory Profile)対応なので、BIOS設定で簡単にクロックアップができるのもうれしいところだ。

クロックアップにつきものの発熱対策も抜かりはない。「X」デザインの大型ヒートシンクを実装しており、このヒートシンクは見ためにカッコイイだけでなく、きちんと冷却性も考慮されている。見た目はいかにもオーバークロック対応のメモリーモジュールといった貫禄を感じさせる。
カッコイイ「X」のデザインは、「PREDATOR」シリーズに共通だ。

カッコイイ「X」のデザインは、「PREDATOR」シリーズに共通だ。


上がHyperX Predatorで下が普通のメモリー。ヒートシンクの大きさがわかるだろう。

上がHyperX Predatorで下が普通のメモリー。ヒートシンクの大きさがわかるだろう。


多数の切り欠きやフィンは、放熱効果を高めるためにある。

多数の切り欠きやフィンは、放熱効果を高めるためにある。


ヒートシンクは、上下でシッカリとメモリーモジュールを挟み込んでいる。

ヒートシンクは、上下でシッカリとメモリーモジュールを挟み込んでいる。

■ベンチマークでメモリー性能をチェック
少し前置きが長くなったが、一般的なメモリーとどういった違いが出るのかを確認するため、早速、メモリー性能をチェックした。メモリーの内部情報を知るために、今回もシステム情報を表示してくれる「CPU-Z」を使用して情報を表示している。

本製品は2つのプロファイルが用意されている。1つ目のプロファイルは「Profile 1: 2666MHz, 11-13-13, 1.65V」というものだ。1333MHzの倍速駆動でCASレイテンシー(CL)が11-13-13、動作電圧が1.65Vというもの、もう1つが「Profile 2: 2400MHz, 11-14-14, 1.65V」で1200MHzの倍速駆動、CASレイテンシーが11-14-14、動作電圧が1.65Vというものである。
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筆者のシステム環境では、メモリークロック2400MHz以上の設定はシステムが起動しなかったため、2133MHz(1066.6MHz×2)設定にして計測した。ここら辺の相性は、マザーボードに大きく依存しそうだ。
XMPを有効にすると、メモリークロックを設定できる。

XMPを有効にすると、メモリークロックを設定できる。


BIOSでメモリークロックを確認できる。

BIOSでメモリークロックを確認できる。

さて、ベンチマークテストの結果を紹介しよう。テストしたパターンは以下のとおり。
・メモリークロック2133MHz(1066.6MHz×2)
・通常のDDR 3 SDRAM

benchmark

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利用したベンチマークテストはFuturemarkのPCMark7とCrystalMarkのメモリーテストである。結果は見てもらえるとわかるが、PCMark7でのスコアの差は微小だが、CrystalMarkのスコアは30%ほどアップしている。モジュールを差し替えてBIOS設定を変更するだけで、これだけの違いが出るというわけだ。

もちろん動作電圧を上げて、さらなる高クロックに挑戦することもできるだろう。しかし、高クロックで動いたからといって、全システムでの動作保証はできないため、この辺は自己責任でのお話ということで、本記事では扱わないことをご了承願いたい。

以上、少し駆け足だったがKHX26C11T2K2/8X を紹介した。Intel XMPに対応したマザーボードであれば、メモリーをKHX26C11T2K2/8Xに交換するだけで、パソコンのパフォーマンスの向上が期待できる。パソコンの性能を上げたいと思ったら、まずはメモリーからはじめてみてはいかがだろうか。

■Kingston Technology

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