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シガープラグ-USBアダプターが不要に! 電源用USBポートを標準搭載し始めた北米の自動車【デジ通】

ITライフハック / 2014年3月27日 13時0分

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昨日紹介したようにアメリカの車はBluetoothを標準で搭載しつつある。さらに利便性向上のために標準搭載が進むものがある。それが給電用のUSBポートである。スマートフォンを車載し利用していて困るのはバッテリー消費の問題だ。カーナビ機能の使用やBluetooth経由で音楽を流すといったことをしているとバッテリーがガンガン減ってしまう。

スマートフォンを車で使うために、シガープラグのUSB-ACアダプターを利用している人がほとんどだろう。そしてアメリカの車は、Bluetooth機能だけでなく給電用のUSBポートも標準で搭載されるようになってきている。こうした利便性の向上を狙う点で、日本は遅れていると思う。

■日本でも対応が進んでいないわけではないが・・・
日本で販売されている車で、スマホ対応がまったくないというわけではない。比較的高いグレード、高級車と呼ばれる車にはBluetoothによるハンズフリー機能が搭載されていることもある。給電用のUSBポートも搭載されるようになっているようだ。しかし、先述したようにアメリカでは数年前から販売されているほとんど全ての車種で、Bluetoothによるハンズフリー機能に加えて給電用のUSBポートも搭載されるようになっているのだ。

筆者はアメリカに行った際、レンタカーを借りる事が多い。この時にカーナビを利用するのだが、レンタカー会社にオプション料を払って借りるより安くすむという理由で私物のカーナビを利用している。スマートフォンのカーナビ機能より正確だし、使い勝手も良く、なにしろ1万円程で購入できた。PNDタイプと呼ばれているカーナビで、ダッシュボードの上に置いて使う。

このカーナビはバッテリーを内蔵しているので単体でも動作するが、長時間運転時にはシガーソケットからの給電でも使用できる。単に給電するだけなら汎用のUSBケーブルで、車に搭載されているUSBポートから給電することも可能だ。つまり、カーナビを利用するのにシガーソケット経由と標準搭載の給電用USBポートの2つの選択肢があることになる。

個人的には写真にあるように複数の機器を充電したいので、シガーライターソケットのUSB-ACアダプターもフル活用する。もちろんこのような使い方は一般的ではないだろうが、アメリカでは車の中にケーブルを1本用意しておくだけで、運転中にスマートフォンを充電できるようになっているといった点は、日本の大衆車クラスでも、対応してほしいところだ。

アップルのCarPlayなどを考えるとアメリカでは、こうした給電用USBポートが単に充電だけでなく、車の各種機器とのデーター接続に対応するようになることで、高価なナビゲーションシステムやカーオーディオが不要になっていく進化を遂げるようになることが考えられる。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

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