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GIGABYTEよりMaxwell搭載でOC仕様のグラフィックカード「GV-N750OC-2GI」

ITライフハック / 2014年3月31日 17時0分

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先日登場したKeplerに取って代わる新アーキテクチャー「Maxwell」。これを採用する新たなGPUコアが「GM107」だ(製造プロセスはKeplerと同じ28nmプロセス)。この「GM107」では、いままで1つの制御ロジックで192個のCUDAコアを束ねていたSMX(Streaming Multiprocessor eXtreme)を再構築し直した。

具体的には128基のCUDAコアを32個ずつ4つに分けて32個とし、32個で1つの制御ロジックを割り当てる「SMM」(Streaming Multiprocessor of Maxwell)となった。これによりKeplerに比べ、1コアあたりの性能で1.35倍、ワットパフォーマンスでは2倍の性能向上を実現している。

現在Maxwellを採用した製品はミドルレンジクラスのGeForce GTX 750 TiおよびGeForce GTX 750搭載製品だけだ。ハイエンドモデル向けモデルは、もう少し先に製造プロセスが28nmから20nmへとさらに微細化した際に登場するのでは、と見られている。GIGABYTEより、そのMaxwellを搭載し、オーバークロック仕様のグラフィックカード「GV-N750OC-2GI」が登場した。

Maxwellは、低消費電力であるため予備電源を使用せずにPCに装着できるのがポイントだ。最大でも60ワット(GeForce GTX 750 Ti)という低消費電力のおかげで補助電源がいらないので、350ワットや400ワット程度のATX電源を積む市販のPCでも利用できるメリットがある。

また、既存のKeplerアーキテクチャーのグラフィックスカードを搭載しているためブンブンと冷却ファンが回って騒がしいと感じている人が載せ替えるということにも利用できる。さらにこれ1枚で4画面出力が可能なので、そうした用途に利用したい人、4K解像度60Hzのディスプレイを所有しているため、最高解像度で利用したいといった用途でも利用できる。1万7千円前後と入手しやすい価格になっている。

■製品概要
製品名:GV-N750OC-2GI
想定売価:16,980円前後(税別)
出荷予定:発売中

■おもな仕様
チップ:GeForce GTX 750
メモリー:2048MB/GDDR5
コアクロック:Base:1059MHz Boost:1137MHz
メモリークロック:5000MHz(128bit)
インターフェイス:PCI-Express×16(3.0)
出力:DVI-I、DVI-D、HDMI(1.4)×2
対応:DirectX 11.2 / HDCP
冷却:空冷ファン(100mmオリジナルファン)

■製品情報
■CFD販売株式会社

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