Windows XPのサポート切れでOSアップデートを狙うケースにおける注意点【デジ通】

ITライフハック / 2014年4月1日 13時0分

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Windows XPのサポート期限終了への対策としてマイクロソフトやパソコンメーカーが推奨しているのは、新しいパソコンの購入だ。最新のWindowsが動作するパソコンの購入が最も手軽で安全な乗り換え方法であるからだ。しかし、消費税増税や新生活開始によりパソコンの需要が集中したため、一時的に品切れを起こすなど買いたくても買えない状況になっているのも事実だ。

ある程度、スペックを妥協すれば、在庫がある製品から新規購入できるが、お買い得モデルは残っておらず、在庫があるのは上位モデルであったりと、それなりのコストもかかる。それならということでOSだけをアップグレードすれば比較的低コストで対応できるのではないかと考える人もいるだろう。しかし、Windows XPという古い時代のパソコンのハードウェアを使い続ける注意点がいくつかある。

■正常に動作するハードウェア要件を満たしているか?
Windows系OSは、パソコンショップでパッケージソフトとして販売されている。現在の最新はWindows 8.1であるが、このパッケージ版を購入してWindows XPマシンにインストールすることになる。ただし、この際に過去のXP環境を引き継ぐことはできない。新規インストールしか行えないという制限がある。また、Windows 8.1が動作するための条件として、CPUで物理アドレス拡張(PAE)、NXビットに対応していないPentiumIIIなどもケースでは、インストールすることができない。

また、どうしても現在の環境を引き継ぎたいというのであれば、Windows XPから、Windows VistaやWindows 7へ環境を引き継いだアップデートを行い、さらにWindows 8.1へとアップグレードするという方法になる。Windows VistaやWindows 7で動作していたアプリケーションや周辺機器が、Windows 8.1でも動作するとは限らないため、せっかく苦労してアップデートしても、肝心のアプリや周辺機器が使えないという危険性は非常に高いと言えるのだ。

さらに、Windows Vista以降には32ビット版と64ビット版があり、Windows 8/8.1も無印版とPro版などのエディション(SKU)がいくつかある。32ビット版から64ビット版へは環境を引き継いでアップグレードできないといった条件もある。このように多数の選択肢パターンから自分に最適なパターンは何かを見つけ出す必要がある。

■半端な知識だと痛い想いをする可能性も
このように古いパソコンのハードウェアや周辺機器がWindows 7や8.1で対応しているかの状況は、自己責任で確認する必要があるのだ。さらに周辺機器の場合、そのメーカーから提供される最新OSに対応するデバイスドライバーをインストールしないと正常に動作しない場合が多い。このため、利用している各機器が、最新OSに対応しているのかの確認を各社のサイトで個別に確認していく必要がある。

もしも、こうしたチェックを経てWindows 8.1が動作すると判明した場合、買い替えより低コストでのアップグレードが行える。ただし、この手の作業をあまりやったことのない人には、アップグレード作業で躓いてしまうこともあるため、パソコンを新規で購入するほうが無難と言えるかもしれない。自信をもって最新OSにしたのに、重くてとてもじゃないけど使えるような状況ではないなんていう可能性もある。そうした痛い目に遭いたくないのであれば、ハードウェアごとの交換を考えることをおススメしたい。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

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