最先端技術を惜しみなく投入!ファーウェイ、SIMフリー端末「Ascend Mate7」を発表
ITライフハック / 2014年10月7日 15時0分

華為技術日本株式会社(以下、ファーウェイ・ジャパン)は、高騰するスマホの維持費を嫌ったユーザーや来年の総務省によるSIMロックフリー義務化といった追い風によりSIM ロックフリー端末に対するニーズが急速に増加していることを受け、今年6 月に「Ascend G6」の投入を皮切りとして、9月にはフランスで発表された「Ascend P7」や、タブレット「Media Pad’シリーズ」など、SIM ロックフリー端末を相次いで発売してきている。
その同社が「CEATEC2014」の開催に合わせ報道関係者向けにSIMロックフリーのスマートフォンの新製品をお披露目する「ファーウェイ・ジャパンCEATEC2014新製品発表会」を開催した。現在スマートフォン出荷台数で世界第3位にランク入りしている競争力と実績を強みに、SIMロックフリーの新型スマートフォン「Ascend Mate7」を発表、今後は世界1位を目指しさらなるラインアップ拡大を図る。
■優れた製品を作る – 呉波副社長
発表会では、ファーウェイ・ジャパン副社長端末統括本部統括本部長呉波(オリバー・ウー、Oliver Wu)氏による挨拶と、日本における端末事業についての説明があった。

ファーウェイ・ジャパン副社長端末統括本部統括本部長呉波(オリバー・ウー、Oliver Wu)氏
同社は世界170か国で、通信事業者向けネットワーク事業と、コンシューマー向け端末事業、そして法人向けICT事業という、3つの事業を展開している。世界におよそ15万人もの社員がおり、社員の約45%が研究開発(R&D)に従事する。約5000億円をR&Dに投資、日本を含め世界に16か所のR&D拠点を持つ。
2013年Q4には、出荷台数で端末市場で世界第3位となる。2014年Q2には、グローバル市場での実績としてマーケットシェアを6.9%まで拡大することに成功した。このシャアはまだ満足する結果ではないというが、トップのSamsung、それに次ぐAppleとの差を徐々に縮めてきている。スマートフォンの出荷台数としては2013年に5200万台、2014年は8000万台~1億台の出荷を目標としている。

2014年は8,000万台~1億台の出荷を目標としている
「この目標を達成するためには、優れた製品を作るとともに、さらに素晴らしいブランドを確立しなければならない。」と、ウー副社長は語った。グローバル市場でのファーウェイの認知度は、2012年に25%、2013年に52%であり、2014年も引き続き、ブランド認知度を拡大していく構えだ。具体的には、日本でも人気の高いヨーロッパのサッカーチームでのスポンサーシップで認知度の拡大を図る。
日本市場における製品展開としては、2005年に日本にオフィスを開設。2007年にイーモバイル向けに「D01HW」を日本市場に初めて提供を開始して以来、モバイルWi-Fiルーターをはじめデジタルフォトフレーム、キッズケータイ、スマートフォン、TVチューナーなどを次々に投入してきた。日本市場では、モバイルWi-Fiルーターとデジタルフォトフレームではシェア1位を獲得、タブレットはシェア5位となっている。先述した「HW-01D」販売累計は100万台、そのデザインは数々の受賞歴を誇る。
なお直近の製品としては1週間前にNTTドコモと共同発表した3つの製品がある。その中でも「ドコッチ」は世界初の子供向けウェアラブル端末となっている。ウェアラブル端末については、日本市場で本格的な展開はしていないが、これからはウェアラブルも視野に入れて展開するという。

NTTドコモと共同発表した3製品
同社は2014年6月27日、SIMフリー端末として「Ascend G6」を発売し、SIMロックフリー市場への参入を果たした。引き続き、フラッグシップの端末「Ascend P7」を日本市場へ投入することで、これまでの格安スマホの「(維持費は)安かろう、(端末の性能は)悪かろう」という固定概念を打ち破るという。加えて、タブレット端末「MediaPad X1 7.0」、ウェアラブル端末「TalkBand B1」により、SIMロックフリー製品のラインナップを充実。そして、「Ascend P7」に代わるフラグレシップ端末として「Ascend Mate7」を新たに投入することを明らかにした。

新しいフラグレシップ端末「Ascend Mate7」
今後も日本市場での製品拡張および、魅力的な製品の投入が期待できる同社の活躍が楽しみになる発表会であった。なお、今回発表された「Ascend Mate7」については、次の記事で紹介しよう。
■HUAWEI(ファーウェイ)ジャパン
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