お得な旅行をサポートするエクスペディアの「IT・モバイルテクノロジー戦略」記者発表会レポート

ITライフハック / 2014年11月21日 17時0分

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以前に「エクスペディアが太っ腹キャンペーン! 他サイトより高ければ差額を倍返しだ」という記事でも紹介したが、世界最大のオンライン総合旅行会社「エクスペディア」は、お得で便利なサービスを提供しているサイトだ。仕事にプライベートに活用している人も多いだろう。

そんな同社であるが近年の旅行業界におけるインターネット活用の重要度の増加に伴い、モバイルに次いでスマホより大きな画面であるタブレット向け新アプリのローンチを先日発表したばかりだ。

スマホ&タブレットが当たり前に日常に存在している現在。旅行業界もオフラインからオンラインへ、オンラインからモバイルへと移行してきている。特にその最先端を走っているのがエクスペディアであると言ってもいいかもしれない。そんな同社が「IT・モバイルテクノロジー戦略」を説明する記者発表会を開催した。その内容および、同社のモバイル端末向けアプリについて紹介しよう。

■エクスペディアはテクノロジーの企業
記者発表会は、エクスペディア・アジア地域CEOであるKathleen Tan(キャスリーン・タン、以下、タンCEO)氏の挨拶から始まった。

同氏によると日本を含めたアジアで、オンラインの旅行会社が非常に大きな成長を遂げているという。そうした旅行会社の中の1社であるエクスペディアは、世界の7都市において4000名のエンジニアを雇用しており、インターネットテクノロジーと旅行業のさらなる融合を図っている。そして同社は戦略的にアジア地域を重要に思っているとのことだ。

「Googleは今、世界を支配しようとしています。Facebookはコミュニケーションの方法を変えつつあります。我々エクスペディアはグローバルな世界の旅行業界をテクノロジーによって変えていくことを目指しています。」とタンCEO。

同社は旅行を扱っているが、基本的にはテクノロジーの企業なので、データを重視しており、集めた膨大な顧客データを使ってユーザーの傾向等を理解したいと考えているという。たとえば「予約の際、どういった行動をとるのか?」、「どこに行って、どのホテルに泊まるのか?」を把握する。こうした行動をチェックすることでユーザーに最適な価格、および割引を提供できるという。いわゆるビッグデータの適切な分析と活用だ。

このデータの分析で見えてきたこととして、例えば若い世代は、モバイルデバイスでインターネットにアクセスして、ソーシャルメディアでつぶやくが、それは旅行であっても変わらないという。彼らはエクスペディアもモバイルデバイスで利用しており、簡単に旅行について調べたりしているという。ほかにも航空会社の選択でLCCからフルフラットまでモバイルデバイスで押さえているとのことだ。

エクスペディア・アジア地域CEO Kathleen Tan氏

エクスペディア・アジア地域CEO Kathleen Tan氏

■エクスペディアのテクノロジーが旅行を変える
引き続き、エクスペディア・アジア地域代表取締役Vikram Malhi(ビクラム・マルヒ、以下、マルヒ氏)氏から説明があった。

2009年、アジア太平洋地域は、ヨーロッパやアメリカに比べて小さなマーケットであったが、今日では大きな市場へと成長した。同地域では、日本が1/4の市場を占めているという。アジア太平洋地域のマーケットが拡大することは、同地域におけるエクスペディアの存在価値が大きくなることを意味する。

現状でもエクスペディアは、世界最大のオンライン総合旅行会社だ。航空会社は400社以上、ホテルは32万5000軒以上を扱う。年間旅行取扱総額は約5.2兆円、1分あたり1000万円の取扱いというのだからスゴい。日本の旅行会社TOP5との比較でも、最大のJTBの3倍以上と圧倒的な規模を誇る。

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エクスペディア・ジャパンが8年間積み上げてきた軌跡を振り返ると、日本における旅行件数は8年連続で伸び続けている。2012年は+58%、2013年は+35%の成長を遂げている。

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「エクスペディアのテクノロジーがこれまでの旅行を変えます。これが我々の目指しているところです。」とマルヒ氏。

テクノロジーを同社の中核と考えていることはすでに説明したが、その投資額は年間で実に約540億円と巨額だ。アジア太平洋地域においては、日本でも35%のユーザーがモバイルでの利用となっている。

今後はモバイルが増加すると予想し、モバイルアプリの最先端企業である「Mobiata」を買収。さらにモバイルに注力することにしたという。今後同社がモバイルで目指すのは、「マルチデバイス対応」「予約から管理まで一元化」「個別ユーザー向けの情報表示の最適化」の3つであり、これらをテクノロジーで実現することで新たな旅行の形を提案するとしている。

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まずマルチデバイスだが、レスポンシブ・ユーザーインターフェイス(UI)によって、画面サイズの異なるデバイスにも柔軟に対応。予約から管理までというのは、検索してから予約、そして旅程管理まで一元管理を可能にする。個別最適情報というのは、昔のようにすべての人がPCで情報を見るのではなく、ユーザーが使うPC・タブレット・スマートフォンのそれぞれに最適化された形で情報を表示させることを意味する。

マルヒ氏は実際に同社のサイトを表示させて、画面サイズが小さくなっても情報量が変わらないことをデモして見せた。今後は同社のサービスは飛行機やホテルの予約だけに留まらず、旅行用のポータルになり得るという。同社のサービスが進化することで旅行に関するあらゆるものがエクスペディアだけで完結するようになるわけだ。

エクスペディア・アジア地域代表取締役Vikram Malhi氏

エクスペディア・アジア地域代表取締役Vikram Malhi氏

■モバイル・タブレットに注力!
エクスペディア・北アジア・マーケディングディレクターの木村奈津子氏からは、モバイル・タブレットアプリの紹介があった。

同アプリの特長は、とにかく簡単・便利である点だ。「空き室・空き席のみを検索表示」、「GPS機能で現在地近くのホテル検索」、「4ステップで簡単予約」、といった機能に加えホテルは当日深夜12時まで予約可能、フライトは出発12時間前まで予約可能になっているという。

同アプリには、ほかにも様々な機能がある。まず旅行管理の一元化として、「フライト/ホテルの詳細」、「ホテルまでの地図」、「空港までの道のり」、「空港内の地図」、「メールやFacebookで旅程をシェアする機能」など多くの機能に対応する。

アラート機能としては、「チェックインカウンター/ゲート番号の変更」、「フライト遅延」、「手荷物受取ターンテーブル番号」、「フライト時間のリマインド」、「ホテルチェックイン時間のリマインド」など、旅行に重要な項目に関するアラートを出してくれる。かなり気の利いた機能であると言える。

日本の大手旅行会社のアプリとの機能比較は、下記の通り。エクスペディアのモバイルアプリがいかに多くの機能をサポートしているのかが分かってもらえると思う。

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モバイル端末経由での予約の昨年対比成長は、ホテルで2倍、フライトで5倍となっているそうだ。アプリの日本語へのローカライズが気になるところだが、日本で日本向けにローカライズされているとのことなので安心だ。

「弊社は今後益々、モバイル・タブレットに関する開発に力を入れていきますし、マーケティングに関しても今後一層、強化していく予定です。」と、モバイルデバイスとマーケティングについての戦略を語った。

エクスペディア・北アジア・マーケティングディレクター木村奈津子氏

エクスペディア・北アジア・マーケティングディレクター木村奈津子氏

■エクスベアのからの挑戦状!なんと、賞金は10万円
エクスペディアのプロモーション用キャラクターは、「エクスベア」と呼ばれる可愛いらしいクマだが、そのエクスベアから来場者に挑戦状が叩きつけられた。来場者とクイズで対決して、優勝者に10万円の旅行クーポンをプレゼントするというものだ。

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エクスペディアの事業に関連したクイズが出題されたが、もっとも会場を沸かせたクイズは「エクスペディアで旅行会社とホテルを同時予約した場合(旅セット割価格)、個別予約に比べて合計いくらになるか?」というものだ。

具体的には「東京・ドバイ往復空港券+5つ星ホテルに2泊」の場合、個別予約の58%OFFとなる80,260円というから驚きだ。ちなみに3つ星ホテルの場合、6万2,963円になるとのこと。来場者は、旅セット割価格がいかにお得であるかを理解することができただろう。

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以上、ざっくりとだがエクスペディアのサービスが今後さらに加速していくこと、日本に注目し、日本のユーザーが利用しやすいシステムの構築やサービスなどをどんどんリリースして行くであろうことが理解できた発表会であった。日本の旅行をもっと便利に、もっと楽しくすることを目標に頑張って行ってもらいたい。より便利になったエクスペディアを使ってみることをおススメしたい。

■エクスペディア

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