1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. パソコン

地道なイベント活動のサポートを通じ一般ユーザーへメーカー名の浸透を図るレノボ【デジ通】

ITライフハック / 2014年12月15日 13時0分

写真

レノボのPCシェアは世界1位、タブレットの世界シェアも3位となっている。日本でレノボ自体の知名度は高くはない。むしろ共同パートナー企業であるNECパーソナルコンピュータのほうが、国内では圧倒的に知名度が高い。ただレノボの持つブランド(Ideaシリーズ、Yogaシリーズ、ThinkPadシリーズ等)は知っているが、メーカー名を知らない人が多いと言い換えたほうが正確かもしれない。

同社の持つブランドを宣伝をするだけなら、テレビのようなマスメディアを使えばいいが、レノボというメーカーとして一般への認知度向上のために、地道なイベント活動もしている。2014年も年の瀬ということで2014年に入ってから、各地で行われているイベントでレノボがスポンサーになって各地で行われたイベントを振り返ってみたいと思う。

Lyoga3

パソコンやタブレットのようなIT機器向けのイベントでよく使われるのが、秋葉原や人の集まるターミナル駅構内だ。ところがレノボの場合、IT業界とはあまり関係の無いイベントのスポンサーになっている。

たとえば2014年3月には新潟のスノーボード大会でのスポンサー、神奈川の由比ヶ浜では夏に海の家を開設していた。10月はハロウィンで東京の渋谷のクラブを中心に。11月は東京のお台場で行われたレイブとヨガを融合した、ヨガレイブのイベントのスポンサーとITとはあまり関係のない部分でイベントを支える活動を行ってきた。

Lyoga2

各地のイベントでは、スポンサーになること以外にも、最新製品を展示するなど、パソコンショップや家電量販店のパソコンコーナーに行くことがないようなユーザーに向けてレノボブランドと製品をアピールしている。
ヨガ関連(Yogaではない、ヨガ)では、YOGA MOJIと呼ばれる、スキャンして作る3Dキャラクターによる人文字体験を用意して、エンターテイメント性などを持たせている。

このようにIT系とあまり関係のない様々なイベントでスポンサー活動を行うことで、来場者へレノボというメーカー名をアピールすることで、じっくりとメーカー名を認知してもらえるように活動を行っている。

これらのイベントにスポンサーすることが無駄にも思えるが、こうしたイベントは多くの人が集まる場所で行われるので、イベントの参加者だけではなく、たまたま見学あしていたり、ふらっと立ち寄ったりしたIT系に興味のない人たちへのアピールにもつながっているという。同社によると、こうした地道な活動により実際、都市部での認知度は上がりつつあるとのことだ。

年内最後のイベントになると思われるのが12月18日の午後2時から行われるクリスマス向けのイベントだ。こちらは、1年前にも行われたNECとの共同イベントで、レノボが秋に移転した新しい本社がある秋葉原で行われる。

さて2015年はどのようなイベント活動のサポートを行い、同社のメーカー名認知度向上につなげていくのか今から楽しみだ。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

■ITライフハック
■ITライフハック Twitter
■ITライフハック Facebook

■デジ通の記事をもっと見る
・事前予約でアップルのサポートサービス「Genius Bar」を快適に利用する
・ペンでの文字入力の実用性が非常に高い東芝のWindowsタブレット「dynabook Tab」
・選択肢が多過ぎて移行先をどうする? 2015年夏にサポートが終了するWindows Server 2003
・要注意! ターゲットが固定電話から携帯電話へと変わりつつある迷惑電話や詐欺電話
・導入推奨! マカフィーがスマートフォン向け迷惑・詐欺電話防止アプリの提供を開始

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください