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株式会社レノバが茨城県潮来(いたこ)市におけるメガソーラー発電所の運転を開始

ITライフハック / 2014年2月12日 1時0分

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昨日の『兵庫県に10基目のメガソーラー誕生「ソフトバンク高砂ソーラーパーク」の運転開始』といった記事で、これまでSBエナジーによるメガソーラー情報関連をお伝えしてきているが、メガソーラー事業は、SBエナジー以外にももちろん手がけている企業がある。

ということで別会社のメガソーラー情報をお伝えしよう。株式会社レノバは2月1日、潮来(いたこ)市とミツウロコグリーンエネルギー株式会社、芙蓉総合リース株式会社との共同事業によるメガソーラー発電所の運転を開始した。

レノバは、2014年1月より社名を「リサイクルワン」(旧商号)から新たにした企業で、再生可能エネルギー事業やリサイクル事業を推進している。新社名は“RE”(再び)、NOVA(ラテン語で新しいの意味)を組み合わせ、同社の理念である“ReNew”を意味しているという。今後もメガソーラー事業をはじめとする再生可能エネルギー事業を積極的に展開し、安心、安全、そして低環境負荷のエネルギー供給体制の実現に貢献していくとしている。

今月1日から運転を開始した発電所は、実施主体となるSPC(特定目的会社)である株式会社水郷潮来(すいごういたこ)ソーラーにより運営され、茨城県潮来市にある「道の駅いたこ」に隣接する約18万平方メートルの事業用地に設置されている。

発電設備の発電出力は約14.7MW(モジュールベース)で、すでに運転を開始している太陽光発電所としては関東最大級の規模となっており、想定年間発電量は約1470万キロワット時(一般家庭の約4000世帯の年間使用電力量に相当)となる。

隣接する「道の駅いたこ」には、本発電所が一望できる展望台と、発電量表示モニターが設置されており、訪れる人々にメガソーラー発電所を見学できるようになっている。なお、今後(2014年度内を目指して)蓄電池(容量7.2キロワット時)を「道の駅いたこ」に設置し「道の駅いたこ」の防災拠点化に寄与する取り組みも実施する。

加えて本事業の収益の一部を「太陽のめぐみ」基金を通じて市内の小中学校に寄付される。このように地域社会に貢献する発電所を目指す。レノバは、現在、千葉県富津市(40MW)、静岡県菊川市(16.9MW)(※いずれもモジュールベース出力)においてもメガソーラー発電所の建設を行っているという。

このように複数の企業によりメガソーラー発電所ができれば、全国すべての電気をまかなえるとは言えないが、太陽光発電が生きている時間帯だけ火力発電所の出力を落としてCo2の排出を減らすなどの効果が期待できる。その前にメガソーラーを安定稼働させるノウハウや余剰電力をロスせずに蓄電できる大型蓄電施設の設置など、考えなければいけないことは多い。今後の建設および発電所の稼働増そしてテクノロジーの進化に期待したい。

■水郷潮来ソーラー
所在地:茨城県潮来市前川1298-1他
敷地面積:約18万㎡(約18ha)
出力規模(太陽電池容量):約1470万kWh(約1.48MW)
年間予想発電量:一般家庭4,000世帯の年間使用電力
CO2削減量:年間5500トン程度
運転開始:2014年2月1日(土)

■株式会社レノバ

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