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その速さホンモノ! USB3.0対応の爆速USBメモリーKingston「DataTraveler Ultimate 3.0 Generation 3」はやっぱり速かった

ITライフハック / 2014年2月18日 8時0分

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『高速高耐久な2800MHzメモリーキット「HyperX PREDATOR」その性能に迫る!』で紹介しているように、高品質かつ高性能なメモリー関連製品を多く取りそろえるのがKingstonことKingston Technologyだ。そんなメモリーの匠である同社から転送速度が最大5Gbpsという高速な規格USB3.0対応のUSBメモリー「DataTraveler Ultimate 3.0 Generation 3」が登場した。

かさばらずに手軽にデータを持ち運べることから、USBメモリーを利用している人は多い。以前は2.5インチHDDを外付けケースに入れてデータを持ち運ぶなんてことが当たり前にあった。最近では、クラウドストレージなど、Web経由でデータのやり取りが可能になってきてはいるが、数GBのやり取りとなるとネットの速度によっては、かなり時間がかかってしまう。何しろ数GBから数十GBのデータのやり取りが当たり前になってきており、ネットの速度が100Mbpsでは、かなり時間がかかってしまうし、ギガビットの理論値が最大1Gbpsでも、もはや満足できる速度とは言えない。

そこで大容量化が進んできたUSBメモリーの利用となるわけだが、USB2.0の速度は理論値で最大480Mbpsだ、1GbpsのギガビットLANのおよそ半分という速度では、大容量化した32GBや64GBのUSBメモリーを丸ごとHDDにコピーするとなると、やはりストレスを感じてしまうようになってきた。

つまりストレスなく数十GBものデータのやり取りを行いたいとなると、理論値ながらSATA3の最大6Gbpsに匹敵する最大5Gbpsという爆速転送が可能な最新のUSB3.0に対応している製品を選ぶ必要がある。

そうしたニーズに応えることができるのが「DataTraveler Ultimate 3.0 Generation 3」というわけだ。今回、製品を入手できたのでここで紹介しよう。

■金属マット仕上げでスタイリッシュ、なおかつ高速なUSBメモリー
先述したように「DataTraveler Ultimate 3.0 Generation 3」は、最大5Gbpsの転送速度であるUSB 3.0に対応したUSBメモリーだ。現在市販されているKingstonのUSBメモリーの中でデータ転送速度が高速なモデルとなる。

「DataTraveler Ultimate 3.0 Generation 3」のパッケージ。

「DataTraveler Ultimate 3.0 Generation 3」のパッケージ。

メーカーの公表によるとUSB3.0接続での最高データ転送速度は、読み出しが150MB/秒、書き込みは70MB/秒。もちろん下位互換なのでUSB2.0ポートに挿入して使用した場合は、読み出しおよび書き込み速度が、それぞれ最高30MB/秒、20MB/秒となる。USB3.0時にはUSB2.0と比べて読み出しで5倍、書き込みで3.5倍の差が出る計算だ。

つまりUSB3.0ポートを備えたパソコンであれば、高解像度の写真、高画質の動画、ミュージックなどの大容量データであっても、サクサク快適に転送できるわけだ。

本体デザインは、同社の誇る高性能&高耐久なメモリーブランドである「HyperX」シリーズのUSBメモリー「DataTraveler HyperX Predator 3.0」を参考にスタイリッシュな金属マット仕上げのデザインを採用している。なかなかガッシリした作りなので、少しくらい乱暴に扱ったとしても、壊れて使えなくなることはまずないだろう。

金属マット仕上げのデザインを採用した「DataTraveler Ultimate 3.0 Generation 3」。

金属マット仕上げのデザインを採用した「DataTraveler Ultimate 3.0 Generation 3」。

■キャップいらずの収納式
通常、USBメモリーというとUSB端子部分にキャップが付いており、それを外して利用するようになっていることが多い。しかし、本製品は金属部分を本体内側にスライドさせるとUSB端子が顔を出すようになっている。これならUSBメモリーのキャップをなくす心配はいらない。

左が「DataTraveler Ultimate 3.0 Generation 3」、右がキャップ付きのUSBメモリー。

左が「DataTraveler Ultimate 3.0 Generation 3」、右がキャップ付きのUSBメモリー。

デザイン以外にもKingstonならではと言えるのが製品保証だ。「DataTraveler Ultimate 3.0 G3」は、5年間という長期の製品保証に加え無料のテクニカル・サポートが提供される。高耐久で定評あるKingstonの信頼度保証付きで提供されているので、意図的な破損や水没といったよほどのことがない限り、保証期間内にデータ損失といったトラブルが発生することはないだろう。

ストラップの紐を通せる金具が付いている。

ストラップの紐を通せる金具が付いている。

■高速性は本当か? ベンチマークで性能をチェック
以上のようにスタイリッシュでなおかつ高速なスペックを持っている「DataTraveler Ultimate 3.0 Generation 3」であるが、実際に一般的なUSBメモリーとどういった違いが出るのかを、ベンチマークテストを使ってチェックした。利用したベンチマークテストは、各種ストレージの速度を測定するおなじみのベンチマークソフト「CrystalDiskMark」である。

■他社製品との比較
まずUSB3.0に対応した他社の製品と比較してみた。下の画面左側が「DataTraveler Ultimate 3.0 Generation 3」、右が他社のUSBメモリーだ。メモリー容量は、いずれも64GB。結果は見てもらえるとわかるが「DataTraveler Ultimate 3.0 Generation 3」は、シーケンシャル書き出しで、他社のUSBフラッシュ・メモリーに比べて、なんと5倍近く高速という結果が出た。利用しているメモリーチップの性能差だと言える。GBクラスの大容量データのやり取りは、まさにこのシーケンシャルリードおよびライトなわけで、読み書きが高速なDataTraveler Ultimate 3.0 Generation 3が優位であることがわかる。公式スペック読み出し150MB/秒、書き込み70MB/秒と比べると読み出しが若干遅く、書き込みはスペック以上という結果である。それでも十分に高速であることがわかる結果だ。

画面左側が「DataTraveler Ultimate 3.0 Generation 3」、右が他社のUSBメモリー。

画面左側が「DataTraveler Ultimate 3.0 Generation 3」、右が他社のUSBメモリー。

■USB2.0接続時の比較
「DataTraveler Ultimate 3.0 Generation 3」はUSB3.0対応のUSBメモリーであるが、外出先でデータを渡す際、相手側がUSB2.0であるケースもあるだろう。そこでUSB2.0で接続した場合と比較してみた。

左がUSB3.0ポートに、右がUSB2.0ポートに接続したときの結果。

左がUSB3.0ポートに、右がUSB2.0ポートに接続したときの結果。

メーカー公表スペックではUSB2.0接続時は、読み出しおよび書き込み速度が、それぞれ最高30MB/秒、20MB/秒となる。読み出しが33.86MB/秒、書き込みが26.66MB/秒と公表スペックを上回っている。USB2.0のUSBメモリーとしても優秀な製品と言えるだろう。

以上、ざっくりとだがDataTraveler Ultimate 3.0 Generation 3を紹介した。結論から言うとUSB3.0環境が整っている人には、文句なしでおススメできる製品だ。また将来的にUSB3.0対応パソコンに乗り換えることを予定しているユーザーが、いま現在DataTraveler Ultimate 3.0 Generation 3を買っておいても満足できるはずだ。

■「DataTraveler Ultimate 3.0 Generation 3」製品情報

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