子どもの心が歪むので励まし目的でも「使わない方がいい言葉」

It Mama / 2014年2月12日 8時0分

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子どもが転んで、ワーワー泣いたとき、あなたはどんな声をかけていますか? 「それくらいで泣かない!」「痛くない、痛くない!」「大声出しちゃダメ!」と言っていませんか?

また、子どもが朝、「幼稚園に行きたくない」とぐずったとき、「”行かない”なんでダメでしょ!」「お友達はみんな行っているのよ!」と叱っていませんか? もしくは「幼稚園で誰かにいじめられているの? お母さんが先生に聞いてあげようか?」と原因を探ろうとしていませんか?

子どもを励ますつもりで口から出た言葉。けれども子どもの身になって、ちょっと別の言葉をつかってみましょう。

『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』の著者の立石美津子が、間違った励まし言葉についてお話しします。

■精神科医は絶対に励ましの言葉を使わない

まず、子どもを励ます気持ちでかけている言葉を本人はどう感じているでしょうか?

わかりやすくするために、大人に置き換えて考えてみましょう。あなたは悩みごとがあって友人に相談したとき、「そんなことないよ」「思い込みが激しいんだよ」「これからはきっと良いことがあるよ」と励ましてもらったら、もやもやしませんか?

精神科医は、鬱病の患者に絶対に次の言葉をかけません。これらは、鬱病患者を抱えている家族もかけてはならないNGワードです。

(1)元気を出して

(2)頑張って

(3)世の中にはあなたよりもっと困っている人がいるのよ

(4)誰でも落ち込むことはある

こんなことを言われると、「誰も自分の辛い気持なんかわかってくれない」と感じ、自殺の引き金になることもあるのです。カウンセラー、心理療法士なども自分の価値観を押し付けることなく、あくまでも相手の身になって話を聞きます。

それも、「はい、そうですね」と相槌を打つだけでなく「辛いんですね」「困っているのですね」「落ち込んでしまうんですね」と相手が発した言葉をオウム返しします。

あなたも友人に相談したとき「そう、辛いんだ。私も同じ状況だったらそう感じるかもしれない」と共感してくれた方が、絶対に心が安らぎますよね。

■励ます言葉を使う前に感情を受け止めよう

子どもが転んで痛いor仲間外れにされて悲しいときは、胸に飛び込んできた子どもを抱き締めて、感情をそのまんま受け止めてやりましょう。そして「痛いよね」「悲しいよね」「辛いよね」と言ってください。

「強い人間に育ってほしい」という気持ちで、「弱音を吐くな!」「すぐに泣くな!」とつい言いたくなりますが子どもにとってお母さんは、どんな時も自分を守ってくれるオアシスです。不安なとき、怖いときは丸ごと受け止めて欲しいと思っています。

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