要注意!意外と知られていない「逆に損する」学資保険の入り方

It Mama / 2014年4月9日 22時0分

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新入学(園)の季節ですね。おめでとうございます!

今年は入学を祝うかのように、桜の花びら舞い散る入学式となったところが多かったのではないでしょうか。お子様の成長とともに気になってくるのが、そう”教育費”です。

みなさんは、どのようにご準備されていますか? このとき、貯金ではなく、学資保険を選択する家庭が多いですよね。

今回、ファイナンシャルプランナーの海老原政子が、学資保険の注意点についてお話しします。

■教育費準備で学資保険には必ず入るべき?

お子様の大学入学資金と割り切って考えるのであれば、学資保険以外にもいろいろ方法はあります。また、学資保険以外の生命保険(低解約返戻型終身保険など)を活用する方法もあります。

学資保険の一番のメリットは、契約者に万が一のことがあった場合、その後保険料を支払うことなくお祝い金(満期保険金、生存給付金)が貰えること。

また、お子様の教育費を手当てするためという明確な目的を持っているため途中解約し難く、結果的にきちんとお金を残せる点も大きいと思います。

一方デメリットとしては、途中解約時、解約返戻金がそれまで支払った保険料を大きく下回ってしまう可能性があること。

また、学資保険は加入時点で保険料とお祝い金の金額が確定されるため、将来インフレとなったとき実質的な価値が下がってしまう、家計収入に大きな変化があった場合保険料を払いきれなくなる、といったことが考えられます。

学資保険を貯蓄として捉えるのであれば、必ずしも必須のものではありません。

後述するように、契約の仕方(支払い方法や特約の有無)によっては、戻り率が100%以下になってしまうこともあります。積立預金や他の金融商品で準備したり、学資保険と積立を併用するという方法も視野に入れてみては?

■特約をつける? それとも、つけない?

学資保険につける特約は大きく分けて、お子様の入院や手術への備え(医療保障)とご契約者に万が一のことがあったときに毎年貰える給付金(育英年金)があります。

安心は大きいに越したことはありませんが、保険料とのバランスを見極めたいもの。

保険料算出の一つのポイントとなる予定利率はこのところ下降線を辿っており、同じお祝い金をもらうための保険料は、バブル期以降、相対的に高くなってきているからです。

こうした保障を特約として付け加え加えることで、総支払い保険料より、お祝い金の合計が小さくなってしまう。結果、そのまま銀行などに定期預金として預けて置いた方が貯まった、ということにもなりかねません。

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