外国人が「素晴らしい!」と驚く日本語の魅力はこんなところ

It Mama / 2014年8月7日 12時0分

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幼児期からの英語教育に関心が集まる昨今ですが、語学の習得のためには、母国語をしっかり身につけることが重要なのは言うまでもありません。

でも、普段私たちが何気なく使っている日本語って、実はどんな特徴があるのでしょうか。

私達が英語を勉強したとき、「へぇ~! こんなに発想がちがうんだ」と思うのと同じように、外国人だからこそわかる”日本語の良さや面白さ”があるようです。

アメリカや日本で日本語を教えて30年以上になる、十文字学園女子大学の平野映子さんに、外国人が驚く日本語の魅力を教えていただきました。

■私達日本人は気付かない、日本語の面白いところ

(1)相手との絶妙な距離感

日本語を学ぶ多くの外国人が驚くのが、敬語や丁寧語、謙譲語、タメ語といった相手による言葉の使い分けの複雑さです。さらに女性と男性でも使う言葉に違いがありますし、書き言葉と話し言葉でも違います。

外国人向けの日本語テキストでは丁寧語から教えたり、決まった型を習いますが、実際の生活場面にはそぐわないことも多いわけです。ですから、かなり上級者にならないと使い分けができないという難しさがあります。

この点は、もっとシンプルでストレートな英語などの言語とは大きく異なる点ですね。

日本では、礼儀正しさや思いやり、尊敬といった気持ちを言葉に込めたり、相手によって微妙なニュアンスを表現することが重要です。その文化が、日本語によく現れているわけです。

(2)自然や季節感が生きた言葉

日本語には自然や季節に関する語彙が多いと言われています。例えば、雨なら”小雨”、”時雨”、”夕立”、”春雨”など語彙が豊富です。それは雨の降り方ばかりでなく、まわりの情景まで連想させるもので、とても情緒的です。

また、”入道雲”といえば夏、”鶯”といえば春の季語というように、和歌や俳句には季語があり、手紙は必ず時候の挨拶から始まります。色にも、”山吹色”、”紅色”というように植物の名前がついていますよね。

生活の中で季節感を大切にする心が日本語の文化的背景になっていることは、多くの外国人が感銘を受けるところだそうです。

(3)日本語に独特の言葉

他にも、日本語には外国語であまりみられない特徴があります。

例えば、”しとしと” ”ぶるぶる” ”しーん”といった擬音語や擬態語。オノマトペと言われるこれらの言葉は、日常会話や文章中に頻繁に登場しますし、マンガでもお馴染みです。

状況や音を言葉にするのはとても面白く、外国人にも覚えやすいといいます。

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