知ってた?子どもにもっと「自分中心」を経験させてOKな理由

It Mama / 2014年12月4日 19時28分

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教育理念によく「みんな仲良く」なんてフレーズが掲げられてますね。でも、本当に“誰とでも”仲良くしなくてはならないの?

日本は個よりも集団で行動することが多い「全体主義」を好みがちで、これが “みんな仲良し主義”にもつながっているように思います。でもまだ小さな子どもにとってこの“みんな仲良し主義”は時に学びの機会をせばめることにもなるのです。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子がみんな仲良くしなくてもいい理由についてお伝えします。

■みんな仲良く?

例えばこんなシーン。

みんなで使うブロックを独り占めして遊んでいる子ども。ブロックを電車に見立て、つなげて夢中になって遊んでいます。

そこへ他の子がやってきて「それ、貸して」とブロックを取り上げ、あっという間に車両はバラバラ。自分の世界を壊された子どもはお友達を叩きました。無理もありません。だって今、車両をつなげて走らせている真っ最中だったのですから。

そこへやってきたママ。

「みんなと一緒に仲良く遊ぼうね」

「なんでお友達に意地悪するの!」

「このブロックはみんなのものだからお友達に貸してあげて」

こんなシーン、よく見られますが

子どもは喧嘩をしてはいけないの?

ブロックを譲らないとダメなの?

と筆者は考えます。

■「自分中心」は悪くない

親はこういったシーンでどうしても大人目線で子どもを叱りがち。

子どもがブロックを電車にどう見立てて遊んでいたかを気にかけてあげるより、まず「貸さない子は悪い子」と叱ります。でも子どもにとってみたらお気に入りの車両を走らせているところにお友達に急に電車を奪われたら嫌な気持ちになります。

その気持ちを押し殺し、子どもは“仕方なく”お友達にブロックを貸します。こうして他者のために生きることを幼い頃から覚えていきます。

でも、自分中心であることは悪くはないのです。

こんな時は大人は「まだ遊んでいたいんだよね。○○君、うちの△△ちゃんが最後まで線路作るまで待ってくれる?」と子どもの立場にたった声がけをしてあげましょう。親しいママ友の間だったらこの程度であれば大丈夫ですよね。

■本物の仲良しって?

本当の仲良しとは“お互いの気持ちを理解して尊重する”こと。

貸したくない時は譲らない。反対に貸してもらえなくても怒らない。謝りたくない時は謝らない、でも反省したら詫びる関係ではないでしょうか。他人の痛みなんて自分が嫌な思いをしない限りわからないもの。

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