豆腐が消えた“松屋ショック”に新展開 原因と生産再開のめどが明らかに

ITmedia ビジネスオンライン / 2019年11月20日 14時39分

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お客からは「残念」の声も

 大手牛丼チェーン「松屋」を運営する松屋フーズは11月18日、豆腐関連メニュー(豆腐キムチチゲ、牛鍋膳、豚汁、冷奴、湯豆腐など)の販売を順次休止すると発表した。SNS上では「大変だ」「残念だ」という声が見られた。

 人気の豚汁や豆腐キムチチゲなどが提供できなくなる“松屋ショック”ともいうべき事態が起きている。実際、都内のある店舗には、豆腐関連メニューの提供を中止していることを告知する紙が店内に貼られている。また、券売機を操作しようとすると、豆腐関連メニューには「お取扱いできません」という表示が出ていた(11月20日午後1時現在)。

 いつになったら豆腐関連メニューは復活するのか。松屋フーズの広報担当者に聞いた。

 豆腐の製造ラインは同社が運営する「富士山工場」(静岡県富士宮市)に存在する。この工場で豆腐を生産し、調理・加工した後にパッケージングして各店舗に配送している。しかし、豆腐キムチチゲや牛鍋膳などの販売数量が当初の予想を超えてしまった。そのため、豆腐の原料の確保が遅れ、生産が追い付かない状態になった。これが、販売休止の原因だという。

 しかし、数は足りないかもしれないが豆腐の生産自体は続けられる。一部エリアだけでも豆腐を供給することは可能なはずだ。なぜ、全国規模の販売休止に踏み切ったのか。この質問に対して広報担当者は「豆腐キムチチゲや豚汁は全国で展開しているメニューです。一部エリアだけで提供すると、お客さまの間で不平等が生じてしまいます。全国に供給できる体制が整うまで、販売を休止することにしました」と回答した。

 今後の見通しはどうか。広報担当者は「今週中には豆腐の生産が追い付くかもしれません」という見通しを示した。販売再開が決まったら告知することになっている。そう遠くない未来に正式な発表があるとみられる。

 全国規模で展開するチェーンにとって「全店で提供する」というのは果たすべき重い“使命”のようだ。

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